UN-GO ＃４

人工知能による偽装殺人が思いもよらぬ方向に広がり人間の闇を抉り出す。
まさか前回のヒキからこんなエログロな展開に突き進むとは思わなかった！！
アンドロイドが人間の欲望の捌け口にされるという設定も、娘そっくりな幼女ロイドと一緒に隠遁生活していた博士の描写も、ベタには違いないんだけど切り口に独特の感覚があって凄く面白い。
容赦なく毒を浴びせかけているんだけど肝心な部分で恐ろしいほど青臭い。第一期ハガレンの匂いを思い出させる実に水島精二＆會川昇らしいテイストだなー。
ラストの演説は勝地涼のどこか朴訥とした芝居が上手く噛み合っていて痛快だったな。
それと、娘役の椎名へきるにも驚いたが今回の人工知能に松本まりかって配役にはもっと驚いた。
たぶん勝地涼を中心にしたバランスを考えるとこういう変わった配役が出来ていくんだろうけど、それがとても新鮮だ。
幼女ロイドに入った人工知能はEDにいるんでレギュラー化するのかな？