へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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UN-GO #10

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海勝麟六への容疑と、その不可思議な死が新十郎を全ての謎の集う場へと導く。
ラス前にきてついに9.11と3.11について麟六さんが直接言及。やはりそこから逃げる気なかったんだなと観る側としても覚悟が固まった。
ネット上の會川昇へのインタビュー記事によると脚本執筆中に震災が起きて新十郎のキャラを含めて作品の方向性が変わったらしいし。
ただ、全体としては最終決戦というよりも今までのキャラや伏線を総動員しながら新十郎の内面的な問題に切り込んでいく感じの流れになっていて、あまり大仕掛けをしてきそうな雰囲気はないかなぁ。
しかし因果というパートナーを失って新十郎の本質が剥き出しになっていく・・・という話のはずが、風守がいれば別に因果いらねーじゃん状態になってるな。
シリアスな会話をしていても開脚体操で視聴者の目を楽しませてくれる風守はマジ高性能ダッチ!!
ともかく予想以上の時代性と娯楽性を併せ持った作品になりつつあるので、更に評価を押し上げる最終回に期待。