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(新)特命戦隊ゴーバスターズ #1

スーパー戦隊シリーズ 特命戦隊ゴーバスターズ VOL.1【Blu-ray】
スーパー戦隊シリーズ、36作目。
ゴーカイジャー」後の仕切り直し第一作目だけあって、随所に挑戦的な仕掛けを施した意欲作。
そもそも「ゴーバスターズ」と複数形になっている戦隊名が珍しい。個人的にはゴーストバスターズと被ってピンとこないんだけど、敢えてこういう挑戦をしていることには期待が高まる。
本編も近未来SF的な世界観、特殊部隊らしいスマートなジャケットタイプの変身スーツ、超兵器として運用される巨大ロボやドラマと絡めたカウントダウン演出など、クールなイメージを押し出した演出の数々が光る。
カウントダウンは毎回やるのかなぁ。今回は主人公と過保護姉ちゃんのジメっとしたドラマに緊張感を与える効果が面白かったけど、同時にそんな悠長にドラマしてる場合かという感じにもなって一長一短あった印象。
それと全体的に、確かに戦隊としては新しいが他のメタルヒーローや特撮を彷彿とさせる部分が多いのも気になった。
喋るロボが仲間にいるのはウィンスペクター、特殊部隊っぽいのはブルースワット、組織の様子はサイバーコップ・・・みたいな。
まあ今の子どもには通じないだろうし、むしろ歴史に埋もれつつあった不遇な作品群に再びスポットライトが当たるなら良いことなのかも。
ただ藤原啓治の声で喋るバイクだけはちょっと笑っちゃうなー。バイクアクションが加わるとライダーとの差別化も難しそうだし。
あと根底にエネルギー問題を据えているのは現代的なテーマ設定なんで、どこまで突っ込んでいくのか興味深い。
ところで・・・特命戦隊ってことは劇場版でコラボする相手は「相棒」だったりするんだろーか?