這いよれ！ニャル子さん ＃８

邪神曲たち
ギャルゲーの世界に召喚されて怒涛のパロディ連発祭り！！
ギャルゲに取り込まれた設定なのに、話が進むほどにどんどんパロの内容がギャルゲに留まらなくなっていく暴走具合が無茶苦茶楽しかった。
パロディ一つ一つはヒネりも何にもないそのまんまな芸のなさなのだが、それをこの密度でひたすら連発されると深く考えないで済むぶんダイレクトに笑いの中枢を刺激される。
これは完全にオタのオタによるオタにだけ向けたオタアニメの面白さだなー。狭く深く、えぐり込むようにパロる！！
あと個人的には元ネタが大体わかってしまうがゆえに、次々とクイズを出題されているような脳トレゲーム的な楽しみ方もあった。
ときメモ、神のみ、ハルヒ、ピアキャロ・・・と見せかけてワーキング！！　みたいな。
またラブコメとしても、ニャル子ではなく真尋の方の素直になれない男心を中心に描く形になってきていて、単純なハーレムラブコメとは違った魅力が生まれているのが興味深いな。