エウレカセブンAO ＃８

ともに父親に反発心を抱くアオとフレアが意気投合して共闘する話。
前回の夢オチヒロインNTRは冒頭アオが無断出撃しようとして止められる・・・という描写だけで一旦切られて、あとは前回が嘘のような王道ロボットアニメに。
当然、今回の方が観ていて楽しいしわかりやすいし大歓迎なんだけど、今回ラストですっかりナルのことなんか忘れてフレアとフラグ立ててるアオを観ていると少し複雑な気分にもなった。
相変わらず構成の繋がりが悪いというか、毎回のブレが激しくて戸惑う。いつの間にかストーリーエディター役職に會川昇が入ってるけど、さすがにあとから出来ることも限られるんだろうな・・・。
ともかく今回に関しては、結局は大人達の手のひらの上にいるにしても小さな反抗を通じて友情を深めていく少年少女の関係性が青春らしくて素直に良かった。
もうこれフレアルートでいいんじゃないかな・・・と思わずにはいられない、フレアの正しい萌えキャラぶりも良好。
今作はたまにこういうド直球を混ぜてくるから逆に意表をつかれることがある。
ロボ戦が露骨にエヴァっぽかったのも敢えてやってるんだろうし、この作品のそういう既視感と新規要素のモザイク状の組み合わせ方って法則性が見えなくて不思議。
それにしてもアオって父親の記憶はあるんだろうか？　てっきり存在しないのか思っていたがエウレカはレントンじゃない別の沖縄民に孕まされたとかそんなんじゃないよな？