へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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君と僕。2 #13(終)

君と僕。2 2(完全生産限定版) [DVD]
将来に悩む春が茶道部で顧問の先生に教えを受ける話で最終回。
最後の最後に、剃髪で和服で茶道部で声が森川智之な先生が出てくるなんて、最終兵器にも程がある!!
ツルッパゲとは思えないあの性的な色気、これが坊主萌えというものなのか・・・!!
春達の和装での所作もなかなか細かく萌えさせてくれていて、最終回らしい将来に向けたテーマはさて置いて充実した内容だった。
しかし「ゆるゆり」二期に繋ぐタイミングで茶道部ネタとは、正式にゆるほも呼ばわりされることを受け入れてしまったかのようだ・・・。
最終回においても春の迷いはまだ消えず、千鶴も全然成長せず、双子も要も自然体で特に意気込んだところもなく終わったのは、まだ青春の途中であることを際立たせていて良かったと思う。
全体としては第二期になっていくつかの恋の顛末が描かれ変化も色々あったのだが、あくまで優しいトーンは一定でブレがない世界観の柔らかな丈夫さが印象的だった。
波長が合わないと相変わらず退屈なだけにも写ってしまうのだが、一つ何か引っかかると途端に染み入ってくるものが確かにあって、そういうどこか私的な手触りの空気感は興味深かったな。
作画演出にしても声優陣にしても非常に職人的なバランスの元に統一されていて、やはり合う合わないとは別に独自の個性を持った稀な作品だったことは間違いない。
個人的に今期は他作品でも多種多様な役を演じていたこともあり、特に入野自由の奔放さが印象に残ったなぁ。
千鶴は他のキャラメインの回と自分メインの回で全然イメージ違ってくるのが面白かった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。