新世界より #5
絵コンテ&演出:山内重保、作監:羽山淳一での子ども達の決死の逃亡劇。
一気に緊迫し死と隣合わせとなった物語に合わせるように山内演出が炸裂して、もはや前回までとは別アニメ。
熱帯のジャングルや狭苦しい洞窟を駆け抜けながら早季達の生と性が加速していく密度の濃い展開を描くには、今回の濃厚な作画演出は似合っていた。
特に牢屋の中で「私達は猿じゃない・・・!!」と言いつつエロいこと始めようとするシーンの、汗の臭気が伝わってくるような感覚は見事だったなー。
しかしこうなるとまったくサービスなんて次元に収まらなくなるな・・・。この世界でのセックステーマについては今後もずっと中核になってくるのだろうし。
それと森が舞台なのとキャラのエロチックな躍動感が重視されているという点で、山内作品としては「ムシキング」の流れを思い出してちょっと懐かしかった。