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さくら荘のペットな彼女 #6

さくら荘のペットな彼女 Vol.1 [Blu-ray]
TVアニメ 「 さくら荘のペットな彼女 」 ドラマCD 第1巻
七海の空回りをさくら荘の面々が優しく支えて、新たな仲間として正式に迎え入れることに。
熱を出したボロボロの状態でそれでもオーディションに向かおうとする七海を、他ならぬましろが後押しするのは熱かった。
さくら荘の仲間が一丸となって七海を送り出すものの、結果にはまったく結びつかずただ現実の厳しさだけが重くのしかかる展開もキツいが見応えあったな。
相変わらず才能なき者に容赦なさ過ぎる話なのだが、そこは嘘ついても仕方ないし誠実な作りにはなっていた。
ただ七海の挫折と再生を描くならさくら荘だけに偏らず、迷惑かけた養成所の仲間との和解まで見せて欲しかったな。そこは先々フォローが入るのだろうか?
全体的に作画演出も良好で、スタッフの資質が存分に発揮された内容だったと思う。
・・・しかし今回「おかゆがサムゲタンに変更される」という原作改変箇所があり、それが異常に大きな形で炎上してしまい非常に残念。
韓国ステマとか病人にサムゲタンは重過ぎるとか作画でおかゆを美味しそうに描く自信がなかったのではないかとか色々言われているけど、あのシーン改めて観ると変更の意図はわかるんだよね。
あれ原作では恐らく単純に七海への病人食として仁さんはおかゆを作っているのだが、アニメだとそうじゃない。
アニメでの仁さんは空太に「七海を励まして隙あらば口説け」という肉食系メッセージを込めてサムゲタンを渡している。
加えてさくら荘への歓迎の証、パーティーで出すチキンみたいな意味でサムゲタンってことなんだろう。
更に言うと今までの流れで空太と仁さんの男同士の関係性が重視されているのに、明らかに空太に気がある七海に対して仁さんが優しくおかゆなんて作っちゃうと余計なフラグが発生するという問題もあったんじゃないかと。
あそこで仁さんが七海に対してだけプレイボーイな顔を見せると、本当にただのスケコマシになっちゃうから・・・。
というわけで、あの変更はストーリーに対して必然的に取り組んだ演出の産物なんだろうと思う。
ただし、それで炎上する可能性まで演出は読んでなきゃ駄目・・・というのも現在の日本アニメの真実なんだよなー。
少し前になるが、「精霊の守り人」の時に神山健治は世界観が韓国・朝鮮系に受け取られないよう注意を払っていると語っていた。
あの頃は正直そこまで気遣ってアニメ作らなきゃいけないのかと思ったものだが、そういう政治的なセンスが哀しいかな必要な時代なんだろうな・・・。