Free! 第一期（2013夏）

基礎情報

監督：内海裕子、シリーズ構成：横谷昌宏、キャラデザ＆総作監：西屋太志
美術監督：鵜ノ口穣二、音響監督：鶴岡陽太、音楽：加藤達也
制作：京都アニメーション＆アニメーションDo（参照サイトWikipedia）

京アニ初の完全女性ターゲット作品。
原作はアニメ化を前提に募集された京都アニメーション大賞受賞作「ハイ☆スピード!」。
ただし原作で書かれる小学生時代は過去回想として扱われ、本編は原作キャラが高校生になった時代を描くオリジナルである。
第一期の好評を受け一年後の現在（2014夏）、第二期の放送が開始された。

本放送後ツイートまとめ（BS11日曜24:00）

１
free！、初回終了。これが京アニ新次元の幕開け……！！ 予想よりも遥かに京アニ資産が女向け作品にチューニングされていて、今までの萌えアニメなんてここに辿り着くまでの練習に過ぎなかったんしゃないかと思うくらいだ。っていうかガチムチ肉体描写以外、こいつら乙女だろ！！

２
Free！、終了。ゆるふわ系な部活作りの楽しさと同時に、ちゃんと勝負論に繋がりそうなライバル関係の形が出来てるのは今までの京アニ作品と違う熱さがある。あと江ちゃんの筋肉萌えがスタッフの願望を忠実に表していてナイス。渡辺明乃もかつてないほどヒロイン声してるなー。

３
Free！、終了。これギャグアニメだろ！！ メガネ投入で作品の方向性そのものがあらぬ形に暴走してきてないか！？ 映像が美しいんで余計にシュールだ……。予告の股関アップなんて、エロアニメにも程がありますよ！！

４
Free！、終了。やっぱりギャグアニメじゃねーか！！ 絵で笑わせるのも会話で笑わせるのも非常に凝ってて無駄に完成度高いなー。壁バーンも絶対ホモアニメネタってだけでやってるだろ！！ にしても……堀口作監で股関アップとか食い込み尻とか水着着替えショーとか、何故今までのでやらなかった？

５
Free！、終了。夜の海で泳ぐのは危険でうわあああああ！！ いや、あの展開ならタイミング的にテロップいらないだろ。合宿準備の賑やかな雰囲気はいかにも京アニ部活アニメって感じだったなー。しかし江ちゃんの水着、一瞬だけならむしろプリキュア級に出し惜しみした方が……。

６
Free！、終了。シリアスで普通にいい話なのに、セリフも行動も演出も全てがホモホモしい！！ 人工呼吸の切迫したシーンで何だあのホモい間！？ ここまでやってくれると芸（意味深）として立派で感動してしまう……。しかし海のトラウマの原因が直接の親族でないのは、重さの軽減なのかな？

７
Free！、終了。あ、前回の海難事故の話、凛の方にも関わってくる話だったのか。それで前回は身内の話にならなかったと。水泳対決も因縁の重ね方とか情念の形が非常にねちっこくて興味深い。しかしあれで遥は予選落ちなのか。大会のレベルが高いのか二人が意外と大したことないのか……。

８
Free！、終了。荒々しいダイナミックな寝顔！！ 伸びまくるストローク！！ できそこないのバッタに嫉妬！！ 熱い展開に絶妙に別の興奮が紛れ込むなー。しかし予選も突破できない個人の実力を示したうえでリレーになると練習なしでも凄いってのはどうなんだ。いや、次回結局負けてイカ祭りなの？

９
Free！、終了。遥がデレたら凛がヤンデレる、面倒くさい連動をする二人。夏祭りストーカー大作戦はメガネの便利さがまた一つ証明されてたな。あいつだけでギャグが成立するのはズルい！！ あと今回、少ない出番を最大限に活かす江ちゃんもよかった。

１０
Free！、終了。りんちゃんさんVSブーメランメガネ修羅場突入！！ 過去から一人切り離されていたメガネをこう突っ込ませてくるのは上手いな。先生の黒歴史グラビアは今までのサービスのなさを一気に挽回。しかし、ショタ回想の圧倒的なエロスにかなわない……！！

１１
Free！、終了。男と男の嫉妬が激突する濃厚なドラマ！！ 根本的な思考回路が乙女してる以外は、極めて真面目にキャラ関係のこじれを軸に熱い話を生み出していて、わりと素直に入り込むなぁ。いや、セリフやシチュの一つ一つにアーッと叫びたくはなるのだが、それはそれで。

１２
Free！、最終回終了。理論的に考えてそれしかないが、倫理的にはアウト！！ これは、確かに物語上の理屈でいくとこれしか他にないんだけど、見てて納得いくかというと別問題だなー。せめて完全ハッピーで終わらずちょっと苦味のある形で二期に続いたら……と言っても仕方ないか。

追記

並々ならぬ美少年筋肉作画のこだわりと、男女分け隔てなく取っ付き易いストーリー展開、魅力のあるキャラ描写で絶賛を浴びていたが・・・最終回の内容には賛否両論飛び交い作品全体の評価すら危うくするほど荒れてしまった。
二期はほぼ確実視されていたものの、正式発表までだいぶ引っ張ったこともあって良くも悪くも一期の評価は宙ぶらりんのまま放置され、とにかく二期を待とうという空気が濃厚になっていたように思う。
なので、二期での落とし前の付け方に注目。