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へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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たまこまーけっと #12(終)

日曜アニメ

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たまこの嫁入り騒動の決着と、一年経っても変わらぬ日常を描いて最終回。
本来の予定だともっとお后候補問題が商店街の日常世界観に危機をもたらす形になるはずだったんじゃないかと想像するのだが、話の流れで王子もすっかりこの世界の住人になってたんで別に緊張感なかったなぁ。
恋愛要素にしろ地元へのこだわりにしろ家族関係にしろ、そもそも対立項が噛み合ってないんで普通に話せば普通にそれで終わるだけなわけで・・・。
ドラマ上のクライマックスは、みどりちゃんよりも先に鳥がたまこを心配するシーンで、そこだけ不思議なたまこ争奪戦の熱を感じた。
みどりちゃんの最大のライバルはもち蔵なんかじゃなかったんだ・・・!! っていうか、結局みどりちゃんはガチ百合認定なんかい。
エピローグの大晦日再びも、本当なら一話かけてやるべきところを圧縮している感じで余韻が弱かったのが残念。
この最終回で明確に答えが出ているが、全体考えると返す返すも1クールでやるべき企画じゃなかった。
みなみけ」のように1クールで季節が何度巡っても問題ない作品もあるが、この作品の場合は間違いなくリアルに4クールかけて一年の経過を表現するべきだったと思う。
スタッフの資質が完全に深夜枠1クールのオタク向けアニメの領域を逸脱しているのに、そこにしか発表の場を用意出来なかったのであろう事実が残念でならない。
本当にさぁ、NHKは何やってんだよ・・・!! 「日常」でフラグ立てたなら責任持って京アニに一年枠あげようぜ!!
ただ、実際に4クール出来たとしてもその場合は作画クオリティをどうするのかという疑問もある。
ぶっちゃけ今回、「ホーホケキョとなりの山田くん」時代のジブリの如き技術の無駄遣いが散見されて、京アニの迷走を懸念する場面も多かった。
次は女性向けを試すらしいが、このままオリジナル路線で突破口を見いだせるのかどうか・・・。
声優陣は、洲崎綾を中心としたフレッシュな魅力と山崎たくみを中心としたベテランの魅力が高いレベルでバランス取れていた。現在の新人偏重なアニメ事情を考えると理想に近い形が出来ていたのではないかと。
とりあえず、期待値とポテンシャルに対して伸びきらなかったのは確かだが古き良きご近所さんアニメを現在最高のクオリティで観られたのは終始楽しかった。
今後の深夜アニメ、日常系ブームといったトレンドの変化を見極めるうえでも重要な作品だったと思う。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。