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プリパラ 一年目

基礎情報

監督:森脇真琴、シリーズ構成:土屋理敬、キャラ原案:金谷有希子
キャラデザ:原将治&Cha Sang Hoon、背景監督:Lee Hoi Young
音響監督:長崎行男、音楽:斉藤恒芳
制作:タツノコプロ&DONGWOO A&E


新たな監督に森脇真琴を迎えて生まれ変わった新シリーズ。
「オールスターセレクション」及び劇場版を通じてシリーズの橋渡しはなされているものの、基本的にはプリリズ三部作から独立した新規作品。また、森脇真琴がかつて監督していた「リルぷりっ」とも特に関係はない……はず。
「レインボーライブ」とは打って変わった明るく楽しい空気を前面に出す一方で、きちんとプリリズ仕込みの感動シナリオも繰り出してくる絶妙のバランス感覚が印象的であり、そういったコンセプトでも直接のライバルであるアイカツを脅かす存在になりつつある。
2015年3月には劇場版の公開が、また4月からは第二期へとステップアップすることがすでに発表されている。

本放送後ツイート

・プリパラ、初回録画視聴終了。ぷりが語尾だとプリリズ後継よりもリルぷりっぽいぷりっ!! 監督も森脇真琴だし。正直VRMMO化したかな恵空間がなければプリリズよりはジュエペの雰囲気で過去三部作のように胃が痛くなる展開はなさそうか。あと特番で中の人の足がエロ過ぎだったがCGもエロい!!


・プリパラ、録画視聴終了。ある時は煎餅屋の娘、ある時は堅物風紀委員長、またある時はぶりっ子全開アイドル、然してその実態は……シャイニー!! これは今回、変身という魔法少女要素を投入した意味を如実に反映したキャラってことか。にしても思い切った設定だ。前作から続いて芹澤優の進化も凄い。


・プリパラ、先週のそふぃ仲間入り回をニコ動視聴。隙あらばネタセリフをぶっ込んでくる一方、話自体は超王道。チーム結成を結婚式に見立てて花嫁強奪展開にするアイディアがまた、ナチュラルに百合ってて素晴らしかった。1クール過ぎてプリリズ三部作の良いとこ取りをする手法がこなれてきた印象。

簡易感想

・2クール目から登場のライバルチームの話。そふぃを仲間に加えてみんなで楽しくやってるモードに入ったところで、勝負論に徹するライバルを投入する……というのは王道ながら難しい。普通にやったらせっかくの空気を壊してしまう。


・だから、勝負論→囲碁→イゴイゴ言ってるキャラをライバルにすればいい!! という発想には驚愕しつつも超納得した!! 無茶なんだけど理論上は無理がない!!


・そして、双子がいるなら一人は男の娘でもいいよねという開き直り!! いや、今やもう珍しくもない男の娘アイドルだけど土曜朝の女児向けアニメでさらっと出すなよ!! そして作中で誰か疑問に思えよ!!


・これ、ジェンダー教育とかセクシャルマイノリティ論とか色々出てきそうでもあるのだが、もっと単純に「プリパラは別の自分に変身できる場所」というテーマの表現としてやっぱり理に適ってるのが恐ろしいよなー。


・2クール目最後にはその「プリパラに囚われた人」の代表として校長先生の問題と救済が描かれる。別の自分になっていたからすれ違ってしまった、というオチは意外と考えさせられる。


・大人になった校長がそのままの姿で変身してプリパラに通う姿には、てっきり「プリパラはいずれ卒業する場所」って話になるんだと思っていた身としてはかなりの衝撃だった。


・3クール目に向けて真のラスボスが登場。え、ちゃん子じゃないのこの娘?


・かつてはアイドル役なんてあり得ないと思われてた赤崎千夏が、今期はあきらっきーで大暴れして来期はプリパラで大暴れとなると胸が熱いな。……赤崎アイドルの先駆者である日野茜ちゃんもアニメに出番あるんですよね?