3/1日アニメニュース
木曜の感想。
SKET DANCE #47
ボッスン出生の秘密、後編・・・ではなく中編。
迷えるボッスンと家族のドラマは、この作品らしくベッタベタを貫いているんだけど、その泥臭さが気持ち良い。
それと古き良きを地で行くファミリードラマを展開しながら、端々に先への伏線を仕込んでおく構成もわかって観ていると面白い。
ただ、父親とボッスンを吉野裕行が一人二役しているせいで、二人どっちが喋っているのかわかりづらくなっているシーンが多いのは一長一短あったように思う。
これはこれで、二人のシンクロ感が出ているとも取れるんだけど、単純に聞いてて混乱するのはマズいだろうし・・・。
OPをラストに持ってきたのは歌詞と映像がハマっていて良かった。というか、これを見越したOPだったのか。
ブラック★ロックシューター #5
おねえちゃん、あのね・・・。
というわけで、東京ブラックロックシューター8.0!!
え〜っと、ますます訳がわからなくなってきたんですけど、ユウは非実在エア友達だったの?
そのわりにはヨミをはじめ他のキャラにも認識されていたし、伏線あったにしても唐突な印象が・・・。
確かに学校や部活でマト以外と会話していないようには見えたけど、それだけでここまで想定しろと言われても難しいぞ。
また純粋に驚くにしても突飛過ぎる感じを受けてしまうと、むしろ冷める危険性あるわけで。
何というか本当に、毎回毎回綱渡りを繰り返すような、または自傷行為を続けるような作りで恐ろしいなー。
ヨミを救いにマトが裏世界に向かったと思ったら手遅れでしたというクライマックスも、カタルシスがきそうなところを残酷に外していてエグいことこの上ない!!
それにしてもこうなってくると、これは裏世界こそが真実で表世界の日常はブラックロックシューターが見ている夢だとかそういうオチもあるのだろうか?
でないと能登カウンセラーとユウの設定があまりにも馴染まないし・・・。
ただそうなると先輩の恋の話とか、マトの一人称から離れたところの問題がまた謎になるか。
普通に日常に裏世界の存在が干渉してきているってくらいに収めるのかな? 収まる気しないけど。
キルミーベイベー #9
TVアニメ「キルミーベイベー」劇中音楽集 Music From "Kill Me Baby"
キルミーベイベー 殺し屋ラジオ CDその2
落とし物、ツチノコ探し、釣り、人間射的。
今回はやすなに振り回されながらも付き合いの良いソーニャちゃん萌えが増量されていて和んだ。
ソーニャはこの作品でやすなと組まされさえしなければ、普通にハーレムラブコメものの一番人気キャラになれる逸材だったんだろうなー。
金髪ツインテで殺し屋としての哀しい過去を背負っていてツンデレで世話焼き・・・こんな相棒を漫才だけで消費するやすなは罪深い!!
あと、前回に続いて顔ありモブ娘が可愛かったんだけど、こういう風にゲスト出せるならもうマジで没キャラいらないよね。
ギルティクラウン #19
集、自らの意思で新たな罪の王冠を得る。
ここまでいろんな意味でどん底を這い回っただけあって、今回の集覚醒は素直に熱かった。
覚醒時の作画もこの作品らしいド派手さを全面に押し出した作りが見事。
集の決意にしろ他のキャラの反応にしろ、今までの過程を思うとそれでも突っ込みは湧いてくるのだが、それを差し引いてもちゃんと感情移入出来る流れになっていたのは嬉しかったなー。
さすがに集と母親&姉との関係性についてはもう少し事前に細かく話を入れておいて欲しかったけど。
血が繋がっていないって設定、そういえば初期には結構露骨にそう匂わせる描写あったんだけど姉の弟逆レイプが衝撃的過ぎてその辺吹っ飛んでたんだよな・・・。
葬儀社の立ち位置も、今の涯には付いていけないが集を探していたわけでもない中途半端さが気になった。
離れている間に両者を比べてやっぱり集だ・・・と認識するような余裕があればなぁ。綾瀬とかそれだけで全然好感度違ったのに。
ただこの生き急ぐようなテンポがこの物語には重要だろうからある程度切り捨てて進むのは仕方ないか。
それと、今までは何だかんだでリーダー論をやるのだと思っていたのだが、今回の集の覚悟を観るとちょっと違う方向性が見えてきそう。
全ての罪を集めて背負うという考えはもはや王ではなく宗教だからなぁ。これだと具体的な社会の導き手ではなく、思想的な偶像になってしまう。
いのりがネット上のカリスマアイドルだったという設定とここで繋がるのかも知れないけど、ただでさえ収集つきそうもなかったテーマが更に迷走しそうな不安が・・・。
アマガミSS+ Plus #9
アマガミSS+ plus (2)桜井梨穂子 【Blu-ray】
アマガミSS +plus (3) 七咲 逢 (Blu-ray)
アマガミSS +plus (4) 棚町 薫 (Blu-ray)
アマガミSS +plus (5) 中多紗江 (Blu-ray)
中田譲治編、前編。
第一期のノリをそのまま引き継いだ変化球の切れ味は健在。もうナレーションだけで笑う。
やっていることは他のヒロイン回と比べると全然おとなしいんだけど、これはもう雰囲気作りの勝利だ・・・!!
しかし本気で照れる譲治や困る譲治が可愛いもので、もう一人の中多さんに意識がほとんど向かわないのはラブコメとしてどうなんだろう?
中多さんって変態教官に指導されるってシチュエーションがないと魅力を出しにくいタイプっぽいし。
いつの間にか学園のアイドルになっているという設定も、今ひとつピンとこなかった・・・。