へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(TVK)sola #4

sola color.I (初回限定版) [DVD] mellow melody
蒼乃とこよりの出会いと別れ。
口数の極端に少ない無表情少女と、
異様に丁寧な言葉使いの幼女という不思議な組み合わせが、
少しずつ距離を縮めていく様子が非常に丁寧に描かれていて、
独特の空気感のようなものが出ていた。
この間合いと雰囲気がこの作品の真骨頂なのかな。
ヌイグルミや折り紙、コーヒーといったアイテムの使い方も
隠喩に満ちて面白く、しっとりと叙情的な話でありながらも
色々と深読みを誘うような仕掛けも随所に見て取れる。
そもそも、二人が何の病気なのか未だに明かされてないし。
凝ったレイアウトとカット割り、無表情な蒼乃の
微妙な表情変化を掬い取る作画の健闘も今回は光っていた印象。

(TVK)らき☆すた #4

らき☆すた 1 限定版 [DVD] TVアニメ『らき☆すた』EDテーマエンディングテーマ集〜ある日のカラオケボックス〜
らき☆すた 2 限定版 [DVD] らき☆すた 3 限定版 [DVD]
TVアニメ「らき☆すた」OP主題歌 もってけ!セーラーふく
ついに禁断のハルヒパロ発動。
長門長回しは手抜き」発言はパロというよりも
山本寛の自虐もしくはネット意見への反論といった感じだなぁ。
団長腕章やボン太くんなど、今回は妙にわかりやすいネタが多くて、
そのぶん内容自体は単調になっていたように思う。
本質たるまったりギャグの部分に工夫がないまま、
装飾としてのパロディばかり増やしても
作品全体の勢いは得られないような気がするのだが。
結局、今のところは平野綾クレしん物真似上手過ぎといった
個々のネタに逐一反応して楽しむしかないのかな・・・。
作画には散発的に面白い遊びが観られたが、
もっともっとはっちゃけたことしてもいいんじゃないかと。
シャフトと被るのを警戒してるわけでもあるまいし。


今回のEDは「セーラー服と機関銃」。
OPを考えると、そのうち「セーラー服を脱がさないで」もやるの?
それと、次回から監督交代という発表について。
当初どうせまたネタだろ、と思ったのだが、
その後の流れを見ると何かマジっぽいのかな・・・。

エル・カザド #5

光の行方
立ち寄った田舎村で、都会に憧れる少女と出会うナディ&エリス。
少女が賞金稼ぎと組んで二人を襲ってきたりと
一応ストーリーはあるにはあるのだが、
内容自体は別にどうでもいい感じのノリが貫かれている。
非常にユルいロードムービースタイルで、
話がどうこうというよりは、ナディとエリスが旅をして
行く先々で様々な人に出会うというシチュエーションそのものを
楽しませるような作り。まさに二人が旅する風景を
ビデオ撮影して楽しむかの如き構成だ。
あの盗撮魔の録画映像が放送カットそのままなのは、
その視点こそ視聴者の視点そのものだからという
メタ的な意味合いでもあるんじゃないかと半ば本気で思ったり。

闘将ダイモス

闘将ダイモス DVD-BOX【初回生産限定】超電磁マシーン ボルテスV BOX (初回限定生産) [DVD]
超電磁ロボ コン・バトラーV DVD-BOX
5月21日発売予定。
コン・バトラーV、ボルテスVに続く長浜ロマンロボシリーズ第三作。
他と同じくスパロボ知識が中心になってしまうのだが、
神谷明の「必殺! 烈風! せぇけんづきぃぃぃぃ!!」を
初めて聞いた時のインパクトはかなりのものだった。
「必殺」と「烈風」の間に生じる僅かな溜めが素晴らしい!!
ただ、スパロボだと声優が一部変わっていたり、
三輪長官の発言がマイルドになっていたりするらしいので、
やっぱり原典に当たらないと詳しいことはわからない。
ウィキペディアによると打ち切り食らったらしいんだけど、
スタッフのこだわりが高まり過ぎたタイプの作品だったのだろうか?