（ＴＶＫ）涼宮ハルヒの憂鬱 ＃６

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孤島症候群（前編）。
ハルヒ話数では９話目に相当する模様。
ＳＯＳ団にキョンの妹も加えて世間から隔離された孤島で合宿。
名探偵になりたがり事件発生を望むハルヒの暴走ぶりと、
冷静な状況分析をする古泉、すでに色々あったあとなのだろう、
勘弁してくれと思いつつ若干達観の域に達しているキョンなど、
キャラの動きがパターン化されていて、
野球編以上にシリーズが進んだうえでの番外編な感じが漂っていた。
作画も演出も本当にシリーズが一段落したあとの
サービス回みたいな作りをしていて、バックに入ったキョンの妹や
女性陣の水着姿、読書しながら水上バイクに乗る長門に
ローアングルからのハルヒ食い込み激撮などなど
萌え要素には事欠かなかった。
また、みんなでワイワイ騒いでいる楽しげな様子が
非常に上手く表現されていたのも印象的。
まさに青春の１ページって感じなんだけど、
やっぱりハルヒの願った通りに殺人事件が発生し、
次回は解決編・・・じゃねーのかよっ！！？
というわけで次回はまた別の番外編になるようで・・・。
こ、これは一体どういうことなんだろう？
今までは「憂鬱」の合間に短編を挟み込んでいるだけだったが、
今回は明らかに違う。解決編に「憂鬱」でまだやっていない部分の
ネタバラシが含まれるので「憂鬱」がそこに行くまでは
解決編を先延ばしにする・・・というのであれば、
そもそもここで前編やる必要がないわけで。
これはまったく理性的な説明がつかない。
となるとやはりこの構成は、単にスタッフの都合や
視聴者を煙に巻く目的だけでなく、
何か仕掛けがあるのではないかと勘繰ってしまうなぁ・・・。
設定としては、超監督涼宮ハルヒが見せたい順番に
話数がシャッフルされてしまっていて、
ハルヒ自身はそれに気付いてないけどキョンは認識しているという、
予告のやりとりすらメタ的になっているとか、そういうことか？
っていうか・・・もしかして解決編はアニメ化しないで
終わる可能性すらあるような気がする。