コードギアス反逆のルルーシュ ＃２

COLORS　勇侠青春謳
あー良かった！！　凄く面白かった！！
第一話で感じていた不安が、特にＢパートに入ってから
見る間に氷解していって、視聴するこっちのテンションも
本格的にスイッチオンした感じ。
ギアスの力で敵機体を奪い、テロリスト達を駒のように動かして
ブリタニア軍を押し返していくルルーシュ。
対して命を拾ったスザクは新型機ランスロットに乗り込み、
その圧倒的な性能でルルーシュの策を強引に破壊する。
智と力、冷徹と情熱、慎重と大胆といった
ルルーシュとスザクの対比が戦闘を通じて浮かび上がってくるという
キャラの立て方がまず実に良く出来ていた。
ルルーシュが想像した以上に外道っぽいのもいいなぁ。
目的はあくまで自分の出生に関わる問題からくる復讐であって、
日本を救ってやろうなんて気はさらさらないわけね。
いろんな要素を持つ設定が組み合わさった作品だけど、
正体を隠して人を操り理想を実現させようとする男と、
正反対の男が対決するという構図はデスノートみたいだ。
ロボアクション描写は、単にカッコ良く見せるだけでなく、
アンカーやローラー走行、脱出装置といったギミックを
丁寧に紹介しながら進んでいてわかりやすい。
あの後ろに張り出したコクピットは脱出には便利なわけか、
一般人に比べパイロットの生存率がほぼ１００％なのも、
兵器としての優秀さを印象付ける演出になっている。
一方、ランスロットは完全にスーパー系の超性能を披露。
完全に主人公メカだなー。やられるルルーシュが悪の幹部みたいだった。
他にも意味なく電話相手が水着だったり、
白鳥哲の博士が早速狂ってきていたり、見所には事欠かない。
次回は更に雰囲気が変わって学園編になるようだし、
これは期待を裏切らない作品になってくれそうかな。