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(TVK)鉄腕バーディー DECODE #13(終)

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リュンカに呑まれた小夜香にずっと一緒にいると約束したつとむは、
小夜香から離れたリュンカを自分の身体に受け入れ
バーディーに最後の始末をつけてくれるように頼む。
リュンカとの決戦は、つとむがカッコ良さを見せてくれた一方で、
バーディーの活躍が少なかったのはやはりバランス悪かった印象。
作画的には見どころ多かったのだが、最終決戦なんだから少しでも
ちゃんとバトルアクションをやって欲しかったなぁ・・・。
今回はつとむと小夜香の恋愛話、つとむの成長物語としてまとめて、
バーディーとの相棒関係は次の機会にってことなんだろうか?
最後の「意外と近くに良い人がいるかもよ」という早宮のセリフが、
早宮は今更ながらに自分をアピールしたつもりなのかも知れないが
話的にはバーディーのことになっているというのが意味深だった。
しかし、小夜香が記憶喪失になりつとむとの関係をリセットしたうえで
生き延びるというオチは落としどころとしては納得いったものの、
結局凄い数の死者が出てしまったことについては誰が責任取ってるんだろう?
爽やかに締めるには色々やり過ぎてしまった感じが・・・。
全体的に若手アニメーターのアクション作画を見せるという方向性と、
小夜香のシリアスなドラマが微妙に噛み合っていなかった気がする。
話を進めようとすると会話での陰謀劇とかホラー的な演出とか、
そういう動きの少ない落ち着いた芝居で見せるシーンが多くなるわけで、
意外とハジけたアクションをする機会が限られてしまったのが勿体なかった。
まあ、日常芝居でも見応えのあるシーンは多かったし、
そこを踏まえたうえで作画全体が成長していた面もあるんだろうけど・・・。
第二期はすでに決定しているようなので、
次は今度こそつとむとバーディーの真正面からのバディものをやって欲しい。
とはいえ・・・小夜香が再登場したらそれはそれで喜んじゃいそうだなー。
スタッフの皆様、ひとまずはお疲れ様でした。