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ヴァンパイア騎士 Guilty #13(終)

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枢と零の連携攻撃によって李土は倒され学園には再び平和が訪れた。
だがヴァンパイアとして覚醒した優姫と最強のヴァンパイアハンターとなった零、
二人はすでに一緒に歩んでいくことは出来なくなっていた・・・。
最終的には優姫が枢と零、どちらを選ぶのかという三角関係問題に
全て還っていく展開となったが、優姫の決断は零に別れを告げ
枢とともに学園を去るというものだった。結構意外なオチで驚き。
ただ、零の「いつか殺しにいく」という言葉は再会の約束であり、
零の身体もヴァンパイア化していることを考えれば
永遠に二人は血と殺意の絆で結ばれ続けるということでもあるので、
そばにいるのは枢だが心は零と共にあるという
上手い具合の二股エンドという解釈の方が自然かも知れないなぁ・・・。
しかし枢とその一行は学園を去ってどこで何する気なんだろう?
人間とヴァンパイアの共存計画はどうなったんだ・・・?
藍堂・暁・瑠佳は枢に付き従い続けることを選び、
支葵と莉磨は行方不明になった一条を探す・・・という
ナイトクラスのその後はこれまでのキャラ関係的には納得。
最終回なのに出番のなかった一条はどこへいってしまったのやら。
星煉は最後だけあってセリフ結構あったのに・・・。
全体としては、耽美な退廃的な雰囲気と学園三角関係ラブコメの融合、
そして際どいセリフと描写の数々によるエロティックな感触など、
キャッチーな要素を揃えながらも基本的に抑えたタッチの演出で
手堅くまとめていくシックな作品だったという印象。
第一期に比べると第二期はダイナミックな展開と
後半のバトルのおかげで随分と派手さは増していたと思うけど。
ただし、せっかく豪華声優陣を揃えたわりには
ナイトクラスの面々の出番が後半まで少なかったりと、
もう一押しあっても良かったんじゃないかという点も目立ったなー。
堀江由衣の一線超えたかのようなエロゼリフや
宮野真守の職人芸的な双子演技などは素晴らしかっただけに、
おいしい要素はもっと積極的に活かして欲しかった。
・・・まあ、本編後のDVD宣伝やいつものクイズなど、
遊びはCMの方でやってたから良いのか。
ともかく、スタッフの皆様、お疲れ様でした。