HEROMAN #3
宇宙人の本格侵攻に世界最強アメリカ軍手も足も出ず!!
もっとジョーイとヒーローマンの関係を掘り下げながら
日常メインでジュブナイルSFっぽく進行するのかと思っていたら、
いきなりインディペンデンスデイかマーズアタックかって展開に!!
演出そのものはベタなハリウッド映画風というよりも
それをかなり意図的に茶化している感じのノリではあるのだが、
警官隊の発砲→戦車→アパッチ→戦闘機・・・と、
三十分の間にガンガン兵器のスケールを上げていった挙句に
ことごとく宇宙人にぶちのめされていくカタストロフの痛快さはなかなかだった。
通常兵器とヒーローマンのアクションが互いに引き立てあっているのも良かったし、
単純に圧倒的な物量差によってヒーローマンがいくら強くても
まったく安心感がないという危機を煽るバランスも上手かったなぁ。
しかし本当に、こんな状況ヒーローマンだけでどうするんだ?
普通のロボットアニメなら軍が量産型ヒーローマンとか作りそうだが、
アメコミ的に考えるとそれはなさそうだし・・・。