戦国BASARA弐 ＃６

　FATE
絵コンテ＆演出：板垣伸による長宗我部VS毛利＆豊臣連合軍。
ここ数回のダウナーな展開をそのままひっくり返すように超巨大戦艦を舞台に拳で海を割るバケモノとみんなの兄貴が超決戦！！・・・という良い意味で実にバカな少年マンガバトル展開を全力でやってみせてくれていて、何かようやく観たかった戦国BASARAがやってきたって感じだったなー。
作画演出においても、ダイナミックなネタに負けないカメラ移動やアクション芝居のノリの良いセンスが光っていて、大味に見えて意外と細かい見どころが多いのが面白かった。
考え過ぎかも知れないが長宗我部の肩を揺らした歩きがハーロックっぽいとか、吹っ飛んだあとの顔がジョーっぽいとかそういうところも気になったなぁ・・・。
それと原作ゲームも第一期DVD最終巻のオマケ回も触れていないので石野竜三の長宗我部演技をじっくり聞くのはこれが初だったのだが、えらいカッコ良くて一発で惚れるなーこれは。
ぶっちゃけ五飛VSトロワじゃ五飛に勝ち目ないだろうとか思ってたが、これは世間の長宗我部人気にも納得だな・・・。
Cパートに戦いの決着と政宗の見せ場を持ってくる構成も上手かった。
というか・・・小山田殿ーっ！？　ええ！？　まさかあれで終わり！？　あの声であの名前なのに！？
敵を斬らずに済ませていたようにも見えたし、さすがに釣りキャラでしたで終わらせるにはまだ判断早いだろうけど、いろんな意味で衝撃的なヒキではあったなー。
あと、EDクレジットで名前が結局「信繁」から「信茂」に直ってたよーな・・・。