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仮面ライダーオーズ/OOO #48(終)

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タカ!! クジャク!! コンドル!! 俺とお前でタジャドルコンボな最終回!!
最終フォームにタジャドルというのは、これしかないと予想はついたはずだが実際やられたら無茶苦茶燃えた!! アンクの声で変身コールというアイディアもここぞという使い方が素晴らしかったなぁ。
最終回の構成自体はウヴァさんが意外と粘ったこと以外は王道をきっちりこなしていた印象なのだが、一つ一つのシーンに熟成された思い入れが載っていて非常に見応えがあった。
「欲望」や「腕」をはじめとしたキーワードの落としどころもソツがなくて感心。
ただ、落下する映司にみんなが手を伸ばすシーンはもう少し予算なり人集める時間なりがあったら今まで映司が助けてきたゲストキャラも全員集合しての賑やかなものになったんだろうなと少し勿体なく思った。
まあそのぶん後藤さんがおいしい役回りをゲット出来たんでオッケーか。
アンクの消滅を明確に受け入れながら、それでも希望は残すラストシーンもこの作品らしいバランスに仕上がっていたと思う。
iPhoneiPadで連絡取りながらパンツ片手に旅をする映司の姿はキャラや時代性を良く表している一方で、何だか旅の途中で五代雄介や剣崎一真に逢ったらよろしくな・・・みたいな感慨が湧いてきた。
孤独に旅立っていった先輩達の苦しみを、爽やかに乗り越えていってくれた気がする・・・。
全体としても、商業的に大成功を収めた電王やWの路線を引き継ぎながらそれ以上を目指し見事に成功させたこと、それと同時に平成ライダーシリーズがずっと担ってきたヒーローの苦悩や正義への問いからも逃げずに向き合ったこと、本来相反するように見えた平成ライダーの「仕事」を完璧にこなしてみせていたのが驚きだった。
正直、電王はあれ一個の特別なものだと思っていたし、Wのような露骨とも言えるアイテム商売がそうそう何度も成立するとは考えられなかったのだが・・・仮面ライダー恐るべし!!
それと役者陣についてもメインからサブまで当たり役だらけで印象深かった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。
・・・さて、次はフォーゼだ。年々ハードルが上がるシリーズなのにここまで初期設定で冒険出来るのは単純に凄い。