機動戦士ガンダムAGE #3
明日へ(アニメ盤)(期間生産限定盤)
TVアニメ 機動戦士ガンダムAGE オリジナルサウンドトラック Vol.1
崩壊するコロニーからのシャフト引き抜き大作戦。
司令が尊い犠牲になる展開についてはお約束とはいえ世代交代というテーマを明確に掲げる意味でも良かったと思う。
いっそプライベートでもフリットの保護者として一緒に暮らしていたくらいの関係性を事前に作っておいてくれたらという気持ちもあるが、一話単位で起承転結しているわかりやすさは決して悪くはない。
脱出作戦の緊迫感とスペクタクルも勝負の三話目として充分なものだった。
ただ・・・前回あれだけ煽った肝心のAGEシステムがいきなり使えないとか、フリットやガンダムよりも同乗しているユリンの方がよっぽど高性能だとか、UEが説得に応じて帰っちゃうとか、伏線なのか突っ込みどころなのか微妙な描写が乱発されるのは観ていて凄くモヤモヤする。
UE帰ったのもユリンがフリットのこと知ってるっぽいのも伏線なのは間違いないはず・・・だけど、疑問点が作中で疑問と思われずスルーされるとそれだけで話が陳腐に見えてしまう。
何か少しでも引っ掛かりを次に繋げる描写を入れてくれればそれだけで全然違うはずなのに、敢えてやってないのかやる気がないのか・・・。
せめてフリットには司令の死とユリンの謎をしばらくは引き摺って欲しい。
それにしても三話までで判断と日野社長がハードル設定したのは愚策だったなぁ。これどう考えても1クールは見守らなきゃ駄目なタイプだよ。