ペルソナ4 THE ANIMATION ＃２２

菜々子、死す。
うわぁぁぁぁぁぁ・・・とリアルに声が出るような終わり方に、その後の緊急地震速報が追い打ちをかけてきて本当にキツい！！
上げて、落として、また上げて、更に落として、もっかい上げて、そこから一気に絶望に叩き込む！！・・・的なアップダウン激しいなんてもんじゃない構成に圧倒されたなぁ。
原作知らないと衝撃としか言いようのない展開で、何か今までの日常ギャグも全てはこの為のタチの悪い伏線だったんじゃないかと思えるくらいだ・・・。
っていうかこの物語の後日談でどうやってマヨナカアリーナで鋼のシスコン番長が無双するんだよっ！？
生き返るにしてもそういうことが許される世界観なのかどうかが怪しいし、納得のいく結末が用意されているのだろうとは信じるがまったく油断も許されない。
そもそも今までわりとお気楽にやってきたのに、こんな重荷を突然背負ってクライマックスの雰囲気がどうなってしまうのか不安・・・。
真犯人のことも含めて青春ストーリーとしても相応の苦味を残す形になることは覚悟しておこう。
この作品がジョジョ第四部系の地方都市青春異能ものの集大成ならば、それこそは本来望むところのはずだ・・・。
菜々子奪還バトルは、ペルソナ能力を駆使した組み立てと感情のドラマが見事にシンクロしていて、単に見映えが豪華なだけではない充実感があった。
そのカタルシスをラストへの撒き餌にしているのがまた凄いんだけど・・・。