スマイルプリキュア！ ＃２３

満開*スマイル!(DVD付)
プリキュア達よ、心の小宇宙を燃やせ！！！！
というわけで絵コンテ＆演出：大塚隆史、作監：山岡直子による前半クライマックス超決戦。
作画に関しては間違いなく歴代プリキュアTVシリーズでトップクラスの出来。
単に枚数かかっているというのもあるが、それと同時にかつてないほど美麗さと濃さを両立させた絵柄を維持していたのがとんでもない。
特にピースの鼻水出しながらの泣き顔！！　鼻水と可愛さと熱血を全部最高レベルで成立させる離れ業には心底驚愕した！！
次から次への怒涛のアクションも、動きの素晴らしさは勿論のこと込められたアイディアの豊富さに圧倒される。
OPの再現をするのは大塚隆史が「オールスターDX」シリーズで多用していた演出だが、それを半年単位でやってしまうのは凄かったなー。
ちょい昔のアニメだとよく最終回で再現されたりしていたんで、世代的にそういう感覚が強いのかも。
またそういう意味では、サニーのポージングが聖闘士だったりピースの電撃移動がH×Hっぽかったりマーチの必殺技が霊光裂蹴拳だったりするのもジャンプ的な遺伝子を強く感じた。
そしてトドメにプリンセスフォームの力の源がペガサス星座！！
これ完全にプリキュアΩだぞ！？　何で同じ東映で同時期に同じネタ出してきた！？
そもそも今回の仲間達が別個に敵幹部とタイマン張る構成自体が、星矢で定着し以後DBにセラムンにプリキュアにと受け継がれてきた東映フォーマットそのものだっただけに、ここでペガサス回帰かーという感慨も深かったなぁ。
ただ、あまりにハイテンションで最後まで突っ走った為に、皇帝ピエーロ様が出オチになってたのは笑った。
幹部連中も今回フォローなかったけど全員無事なんだろーか？　マジョリーナさんは後半戦ずっとおっぱいフォームでいて欲しい・・・。