へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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戦国コレクション #19

戦国コレクション Vol.05 [Blu-ray]
戦国コレクション キャラクターソングコレクション Vol.5
名探偵、明智光秀の犯罪。
予告の段階では明智だから探偵ものなのに何故か金田一耕助・・・というくらいの認識だったが、実際はそんなレベルじゃなかった。
小林少年をキバヤシ少年にするマガジンネタに始まり、森蘭丸をモリランティー教授にするミルキィホームズもびっくりな発想、そして今回どころかこの作品そのものを根底から揺るがす衝撃のクライマックスと、全編に渡ってアイディアが詰め込まれた充実の内容。
初見で後半だけ生視聴しちゃってネタバレしたのが悔やまれるなー。
オチがわかってから前半を見ると最初から伏線も演劇的な演出もかなり露骨。だがそれも今までの何でもアリなオムニバス形式が上手いこと煙幕になっていて、それが本筋に直結するラストの驚きを補強していた。
特にスケキヨ教授を崖に追い込んでからの、背景も展開もキャラ描写そのものも現実味を失ってぶっ壊れていく感じは恐ろしいトリップ感があったなぁ。
美少女のマスクを剥いだら中からスケキヨって逆転の発想は、ギャグも萌えも少しズレるとホラーになることを思い知らされる・・・。
そして明智光秀の本能寺での過ちは最後まで引っ張られる問題となる模様。
戦国乙女といい織田信奈といい、明智光秀って大体ヤンデレるよなー。ここは黒幕は利休という、へうげもの形式で一つ。