とある科学の超電磁砲S （2013春夏）

基礎情報

監督：長井龍雪、シリーズ構成：水上清資、アニメキャラデザ・総作画監修：田中雄一
アニメサブキャラデザ：冷水由紀絵、アクション作監（監督）：椛島洋介
美術監督：黒田友範、音響監督：明田川仁、音楽：I've sound/井内舞子
制作：J.C.STAFF （参照サイトWikipedia、作画@wiki）

「とある魔術の禁書目録」からのスピンオフ作品、TVアニメ第二期。
禁書一期（2008秋〜2009冬）→超電磁砲一期（2009秋〜2010冬）→禁書二期（2010秋〜2011冬）→禁書劇場版（2013冬）……と、すでにアニメ企画だけでも六年以上続く長期シリーズになっているのに加え、原作やゲームなど話題が尽きることがほとんどなかったので少し意外にも感じるが、「超電磁砲」のTVアニメは三年ぶり。
スタッフは第一期とほぼ共通するメンバーが再集結。また本作前半のストーリーは「禁書一期」で一度描かれたシスターズ編を別視点で描き直すことをコンセプトとしており、期せずして「超電磁砲」スタッフによる「禁書目録」リメイクの側面も生まれている。

個別感想リンク

第１話〜第８話

本放送後ツイート（BS11金曜24:30、AT-X無料放送）

１
AT-X無料放送、とある科学の超電磁砲S初回終了。メンタルアウトさん可愛い。見た目もノリも基本は前作通りだけど、細かくポップな演出が増えてて楽しい。存在忘れてたサブキャラ組への配慮もいい感じ。しかしBS11だと一週遅れかー。tvkが今期役立たずだから……。

２
とある科学の超電磁砲S、終了。BS11だとスーパー黒子タイムなんだな。学園都市の世紀末チンピラタウンぶりが相変わらず凄いが、シスターズの件といい都市伝説的な雰囲気が出てくるのはある意味、原点回帰っぽくもあるか。

３
とある科学の超電磁砲S、終了。妹達計画は、禁書の時点ではそんなバカなという設定にしか感じなかったが、その後の学園都市のトンデモさを知ってからだと怖さの質が何か違うな。けど、何で誰もこの計画をエロい方向に使わないのか未だ疑問だ。ちなみにAT-X無料放送に次回先越された。

４
とある科学の超電磁砲S、終了。美琴の平和な日常と妹製造の狂った状況の対比がエグいなー。あの一見優しそうなメガネの方が余計怖いわ。しかし妹の電波を受信するシーン、宿題忘れてたことにビビったようにしか見えない……。

５
とある科学の超電磁砲S、終了。本当は殺したくないと思ってるけどノリノリで女の子の足をもぎ取る一方通行さん超COOL！！ この機会に先の展開に合わせて一方通行さんのフォローする気とかまったくないのな。むしろ外道ぶり増してるし、これでのちに幼女版に惚れるこの人って一体……！？

６
とある科学の超電磁砲S、終了。一方通行さんも科学者達も一個18万円のクローン殺しても罪の意識なんか感じてない説。これで実は一方通行は心の底では……って話に繋げるのか。しかし相手が一通じゃなかったら美琴が虐殺犯になってそうな攻撃だったなぁ。あと、新キャラの声優情報がモバマス過ぎる。

７
とある科学の超電磁砲S、終了。ハチミツとクロコバー。オリジナル回らしいが初春のデフォルメはむしろ普段より原作寄りだった印象。黒子は精神年齢がもう完全に三十路越えてる感じだなー。そこがいいんだけど。
（補足。長井龍雪は「ハチミツとクローバー第二期」が初監督作品。）

（８・Item）
ツイートなし。「アイテム」メンバー初登場。詳しくは個別感想リンク参照。

９
AT-X無料放送、とある科学の超電磁砲S、終了。紺野絵コンテか！！ 立体的なアクションとビーム＆電撃描写が実にカッコいい。美琴の大腿筋とか布束さんの格闘能力とか腹パンとか肉体描写も素晴らしかった。しかし一番よかったのは滝壺さんの巨乳。

１０
とある科学の超電磁砲S、終了。麦野さんマジBBA！！ ビーム乱舞の美しさとイッちゃった言動が痛快極まりないな。ゲームの時点で小清水亜美を配役した慧眼に感謝。これは新たな代表キャラ確定だわ。そして最後に出てきて空気を「禁書」モードに一変させてくれる上条さんの存在感に痺れる。

１１
とある科学の超電磁砲S、終了。妹のパンチラがなかったのは、この世界のサービスシーンは結局のところ上条さんのエロ目線に合わせることで初めて目撃可能になるものだということなのか！？ 上条補正がないと学園都市なんてただの世紀末だしな……。一方通行さんは昔から最強コンビニ生活なのね。

１２
とある科学の超電磁砲S、終了。修道服と巫女装束に果たして出番はあるのだろーか？ 衛星をインデックスがぶっ壊した件も説明すると魔術サイドの話になるんで、このまま意味不明に進行するのかな。あと御坂がミカサみたいな立体機動してたのは狙った演出なのか！？

１３
とある科学の超電磁砲S、終了。いよいよ完全に禁書と同じ内容になりつつあるが、緊迫感と上条さんの主人公性が段違いだな。魔術編での活躍なしだと本当に無能力の一般人が巻き込まれてるだけに見えるし。一方通行の掘り下げも上条との妹への認識の対比で入れてきたのは納得。

１４
とある科学の超電磁砲S、終了。予告まで完全に主人公の座を奪い、上条さんのターン！！ これで惚れない女はいない無敵のイケメンぶり。しかし恐ろしいのは上条さん、出逢った女には大体こんな感じってことだよなー。ところでケータイが無事だったのはそこだけ電撃を無効化してたのか？

１５
とある魔術の禁書……じゃない、科学の超電磁砲S、終了。しかしSは確実に「さいじゃく」のSです！！ 上条パンチのカッコよさが極まってて感激したけど、それとダメージの派手さが相俟って上条さん完全に人類超越してるよ！！ 最弱どころか地上最強の生物の耐久力だろ……。

１６
とある科学の超電磁砲S、終了。一方通行さんがロリコンこじらせるのはショタ時代のトラウマのせい。ともかく掘り下げと救済への布石が納得いく形でやり直されたのはよかった。ビリデレも孤高のヒーローだった美琴がちょろい系ヒロイン墜ちする感覚が最高。それと、また木戸衣吹が妹役を……。

１７
とある科学の超電磁砲S、終了。新OPは短パンチラ推し。本編は鍋パーティーやってるだけだが平和でよかった。けど学園都市の平穏っていつもむしろ一瞬で終わるんじゃ……。アイテム組は後半オリ展開でもまだ出番あるのかな？ 黒子とフレンダのコンビはもっと見てみたいが。

１８
とある科学の超電磁砲S、終了。春上さんの話がここまで昇華されたことは感慨深いなぁ。……第一期のこともう忘れかけてるけど。新キャラは野水伊織で敵が布束さんになるのか。シスターズ編で放置された復讐なのか？

１９
とある科学の超電磁砲S、終了。吉野脚本、後藤圭二コンテ。金髪ロリ最高ー！！……というきんモザな価値観を徹底させた内容。「シスターズ」だから全員の妹になるオリキャラを用意したってことなのかな。作画もロリ萌え度大幅アップで見応えあった。

２０
とある科学の超電磁砲S、終了。今期は金髪ロリ高校生、金髪ロリ吸血鬼、金髪男の娘、そして金髪ロリロボット。さすがに内部がメカなわけではなくホムンクルス的なものなのか？ クローン量産できるならゼロからの人体生成も可能ってことか。しかし、美琴の裸体は人造幼女と比較しても貧（以下略）。

２１
とある科学の超電磁砲S、終了。仲間を信じる決断をしたばっかりに、みんな巨人に殺された！！……なんてことにならないよう祈る。美琴の反省といいラスボス再登場といい、一期の後半オリ展開に敢えて似せてきているのかな。

２２
とある科学の超電磁砲S、終了。フレンダの痴女水着の必然性はどこに！？ ともあれアイテム組を頻繁に出してくれるのはいいことだ。今回は他にもサービス旺盛で話は繋ぎなのに不思議と密度が濃かったなぁ。

２３
とある科学の超電磁砲S、終了。全身麻痺させても薄い本展開をスタンガン化で阻む美琴驚異の貞操力。みんなで一致団結して決戦に挑む流れはシスターズ編のアンサーとしても納得。佐天さんがバットで二万体のロボ相手に無双する最終回、楽しみです。

２４
とある科学のゼノグラ……じゃない、超電磁砲S、最終回終了。つーか完全にゼノグラ以外の何だというのだ！？ まさか佐天さんが金属バット以上の戦力を手にするとは……。主題歌ラッシュといい怒涛の宇宙決戦といい、やり過ぎ全開なノリが最高ではあったが、こんなテンションで三期に辿り着けるのか？
（補足。長井龍雪は「アイドルマスターXENOGLOSSIA」が黒歴史……もとい、監督第二作。）

追記

シスターズ編のリメイクにオリジナル要素を追加した原作……に、更にオリジナルを追加している為、どうしても全体に水増し感が出てしまっていた印象。結局、一番おいしいのは上条さんになってしまう関係上、美琴をはじめ他のキャラをどうフォローするかという逆算で構成が組まれてしまい、今一つシナリオが弾けなかったのもある程度は仕方がない。
「鋼の錬金術士」や「HUNTER×HUNTER」など、近年増加する比較的短期間でのアニメリメイクの在り方を考えるうえでも、本作自体は変則的ながら示唆に富む面も多かった。