【デレマス3rdライブ感想・その3】シンデレラの舞踏会、二日目LV編
TVアニメ アイドルマスター シンデレラガールズ G4U!パック VOL.9 (初回限定特典ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」の限定アイドルが手に入るシリアルナンバー同梱)
- 出版社/メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 発売日: 2016/02/25
- メディア: Video Game
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(前回までのあらすじ)
一日がかりで幕張から渋谷まで巡り、一日目LVも予想を遥かに上回る熱狂ぶりで当然ほぼスタンディング。一旦帰宅の途に着いたもののすでに足は死にかけている……果たして一晩で回復してくれるのか!?
と、その前に帰宅途中にG4U!パック六巻をコンビニ受け取りしておいたのだが、ライブ終わってから未だにダンボール箱から出せてもいないぞ!! 武内Pいつうちのルームにくるの!?
というわけでライブ感想もいよいよラスト、二日目のLV会場は一日目よりは近場だったので午後出発。約十二時間は休めたので一応体力は回復した。というか、回復したという強い認識を持って挑むことにした。
二日目会場は一日目ほどではないがこちらも300席以上、入り自体は七割八割くらいに見えましたが先行抽選組は奥から固められていたので密度は凄まじかった。たぶん先行抽選の人数を見たうえで少し大きめのハコを用意して、当日券の人が巻き込まれないように離れた席を買える配慮がされているのだと思う。
なので濃いPに囲まれたらどうしようと心配な新規さんは、次の機会には当日券を待ったうえで前の方の離れた席を買えばいいのではないかと。次も当日券が出る保証はありませんが。
二日目の会場も一日目に負けず劣らずの大盛り上がり。
それと偶然にも二日続けて自分の前の席にいるのが女性だった。二日目の人に至っては代々木で披露された「ましゅまろキッスの星を描くサイリウム芸」を完璧にこなしていて衝撃。それとクール勢の多い日だったからか、青リウム一本で参戦している人がかなりの数見受けられたのが印象的。
■二日目LV、前半戦のポイント
・開幕まりえっPのサプライズ。
・武内Pは一日目だけなのかと少し残念にもなったが、よく考えたら二日目は22時を超えかねないからラストの影ナレが危なかったんだな。そして、実際アウトだった。
・新人六人を加えたステージは明らかに一日目とは雰囲気が異なっていて、正直こうも別物に見えるものかと意外に感じた。
・一日目はクライマックスを彩ったエボレボが開幕直後に歌われたのは、1stシーズン最終回から2ndシーズン開始への流れを意識したのか。
・そしていきなり新人組の三連発!!
・「ラヴィアンローズ」はメイド衣装のダンサーさんが、完全にダンサーではなくミュージカルの演者になっていてシンデレラライブがまた一つ新たな次元に進んだのを確信。
・あの優雅な小芝居が演じられるなかで「ナデナデーッ!!」「したいのーッ!!」「イエスマムッ!!」のコールが響き渡るのは、率直に言って、人類史に他に類例があるのかどうか悩むくらい異常な光景だった。
・「青の一番星」は一転して、これぞ現代アニソンライブ!! って爽快感。
・それこそ同日深夜に放送されていたアニサマなんかに出てきてソロで歌われてもおそらく全然おかしくない。パフォーマンスの完成度も歌唱力も申し分ない。
・問題はそれが初ライブ初生歌のルゥティンによって行われたことだ……!!
・「きまぐれカフェオレ」になると更に、ステージ上のパフォーマンスに加えて背景の大型モニターを活かした演出が炸裂する。パリの街並みをオシャレにパッチワークしたような映像演出で、これはLVで見ていてもセンス抜群だった。
・高野麻美はそれでも緊張はしていたらしいんだけど、見ている限りは新人組の誰よりもマイペースを貫いていて宮本フレデリカとのシンクロ度も完璧だったなー。
・オリジナルメンバーでの「私色ギフト」はCD版よりも情感豊かで自由度も増していて、佳村はるかをはじめ歌い手の思い入れが伝わる。
■トークコーナーから中盤戦のポイント
・シンデレラ一門の闇は深い(物理)。
・黒沢ともよが積極的に闇へとダッシュしていくのが妙に面白かった。アイドルライブで何やってたんだと言う話だが、このコーナーが一番「シンデレラガールズ」らしかったと思うのは毒され過ぎだろうか?
・あとクイズで765メンバーと韓国版の三人も「含めて」、現在のシンデレラガールズのアイドルは何人? という問題を作ってくれたのはそれだけで様々な意味合いが生まれていてグッジョブ。
・そして中盤戦、「ロッキン」!!→「トワスカ」!!→「ノクターン」!!!!
・「Rockin'Emotion」は期待していたものを悠々と超えてきた。完全にロッカーなつきちに入り込んでいるのに、太ももはスカートからチラチラ見えるというのもまた。
・だりーへのバトンタッチからの「トワスカ」も、集大成というよりはようやくここまできたという感覚。これが本来の「Twilight sky」の姿……。
・で、一日目に「Shabon song」「あいくるしい」があって、東山奈央がいるんだからもちろんあるよねと期待大だった「Nocturne」。
・楓さんの代わりに奏かぁ。名前と属性からしてもそうなるかな――なんて第一印象が速攻で吹っ飛ぶ、ダブルマイクスタンド!! な、何だこのクオリティ!?
・飯田友子がここまで歌えるのに驚いたのも当然あるが、この時点だと東山奈央の方によりびっくりしていた記憶がある。東山奈央って若手売れっ子声優のなかで演技力も歌唱力も抜群ながら、あまりこういう派手なパフォーマンスに対応する印象がなかったので。
・それこそ金剛四姉妹を一人で歌い分けるとか、かのんちゃんの正統派アイドルソングとかで技巧派なイメージがあったが、それを突き抜けてきた。まあそれも「川島瑞樹28ちゃいが無理してマイクスタンド振り回している」という前提あっての超絶技巧なのかも知れないけど。
・「2nd SIDE」はすでにド安定、王者の風格すら漂う出来。もう虹色橋と合わせてシンデレラ代表ライブ曲の一つに数えていい。
・そして、唐突なウサミン!!
・いや、まりえっPの時点でいるなら歌ってよとは思っていたけど、マジで乱入してくるとは思ってなかった。本当に19話EDネタの為だけにシークレットゲスト扱いにしたの!?
・「Wonder goes on!!」だけの参加ではなく、その後も特に説明なく普通に最後までいるのがまた面白かった。ウサミンとは一体。
・メドレータイムは「LEGNE」がまた飯屋によってギャグにされたのがちょい気の毒。蘭子ーっ、早くきてくれーっ!!
・「Nebula sky」が凸レーション三人で歌われたのは一日目の杏「あいくるしい」同様に歌詞をキャラに当てはめると違う意味が浮かび上がるというアイマスらしい仕掛け。この三人にも、旅立ちの日はやってくる……。
■後半戦、怒涛のクローネ&NGsパート!!
・休憩で、満を持しての千川ちひろ登場。イベントを走れ!!
・CD8弾組で唯一出演していない一ノ瀬志希の「秘密のトワレ」を流してくれたのは嬉しい配慮だった。
・そして後半戦……「プロジェクトクローネ、いくわよ」!!
・その瞬間の会場の爆発ぶりたるや、常務もにっこり大満足だったに違いない。
・っていうかアニメ放送中、絶対お前ら常務無能とか何とか言ってたはずだろ!! わかっちゃいたけどPの手のひらは高速回転し過ぎだと――。
・クローネ+川島&桃華で「Absolute Nine」だーっ!! 常務サイコー!!
・「アブナイ」をクローネ曲として使うのはアニメ放送中に期待したことではあったし、今回のクローネパートは実際に22話でやりたかったけど時間の都合上できなかったことを取り戻そうとする意図が強く感じられた。
・そしてその「アニメでも本当はこうだった」とすると非常に恐ろしい、なんて恐ろしい人なんだ常務と戦慄するしかない……「Hotel Moonside」の時間!!
な、なんだコレ……???
・間違いなくアイマス史上、アニソンライブ史上に残る伝説のステージだった。
・つーか、あれから数日経っても未だに「なんだったんだアレ」と呆然と呟いてしまう。
・あの、アイドルアニメの、声優がやるライブで、ダンサーさんが数分間に渡って踊り狂ってるだけって、いや海外アーティストのライブなんかじゃ普通にあるのかも知れないけど、アイマス……アイマスとは一体……!?
・その無茶苦茶にハードル上がったステージに登場した飯田友子の、圧倒的な存在感はまさしく魔法にかかったかのようだった。
・先日のミュージックジャパン出場時「2.5次元アイドルの切り札」なる異名をいただいたシンデレラガールズなわけですが、そうはいってもシンデレラ一門は他の2.5次元アイドル達と比べたら全然「声優寄り」だと思う。良い悪いではなく、元々が職人声優で本来なら脇役向きないぶし銀の魅力を持った人達に、魔法をかけてアイドルを演じてもらう。それがシンデレラガールズの個性だと思うし他作品や「ミリオンライブ」の方向性と比較するとそれははっきりしている。
・だが、そこに安住していてはいけないというのがあり、それがアニメで主張された常務路線、プロジェクトクローネの存在意義だった。普通の子が笑顔で頑張るなんて誰でもできるもん、だから偶像は手の届かない高さで輝くべきなのだ。
・それを背負った速水奏、飯田友子の輝きを見ろ!! これがクローネだ!! 2.5次元だ!! ぶっちゃけシンデレラプロジェクトはちょっと怪しいけど、これが紅白に出てきたら文句ないだろ!! そういうことなんだよ!!
・ちなみに、そうは言っても飯田友子もまた二年前のアニサマTV放送で「あいうらぶ」の存在をNHKに完全抹消された過去があるので灰かぶりには違いない。カニカニ見たかったのに……。
・そして、2.5次元アイドルの未来を背負う、もう一人のクローネ――。
・佐藤亜美菜、元AKB48総選挙第8位という灰を振り払い、橘ありすとして降臨。
・「in fact」、実は事前に一番期待していたのはこの曲だった。その期待は充分に上回る素晴らしいステージ。ただ、それ以上に感じたのはこのステージには複数のテーマが重層的に隠されているということ。
・まず、アニメとの連動を考えると鷺沢文香がいないので再現にはなっていない。むしろアニメでは仲間がいたありすが、今回は独りきりで1万7千人の前に放り出される格好になっている。
・これ何かというと、実はアニメと照らし合わせた場合ここで対応しているのはアナスタシアなんだよね。速水奏が圧倒的なパフォーマンスを見せた直後に、たった独りでステージに向かい静かなバラードを歌う。22話アバンで短く表現された物語が演者を変えて実現されている。
・そして、何でアナスタシアの役割を橘ありす役の佐藤亜美菜が担うのかといえば、それは彼女にとってもこのステージが「アウェイ」だったからに他ならない。
・ここで少し際どい話になるのだが、「in fact」で佐藤亜美菜を単独でセンターステージに立たせる演出、よくよく考えてみるとあり得ない、とんでもない決断をしている。
・つまり……あの静かな曲で、1万7千人の観客のうち、誰か一人でも、
引っ込めAKB
・とでも野次を飛ばしたら、それでこの「シンデレラの舞踏会」は台無しになるんだよ。「Power of Smile」なんて言ってられなくなるんだよ。絵空事にすらなってないって自身で証明してしまうことになる。
・野次ならまだいい。モノが飛ぶ可能性すらある。あの、佐藤亜美菜が橘ありす役に決まった際のネット上の反応を知っているものなら、その可能性が決して低くはないとわかるはず。少なくとも演者の安全性と、イベントの成功を第一に考えるべきスタッフがそんな重大なリスクを認識していないはずがない。
・そしてリスクを減らす手段はある。ダンサーや他の演者を一緒にステージに上げておけばいいのだ。他の新人組はみんなそうしている。たとえ失敗しても大丈夫なくらい、手厚いステージ演出で守られている。
・なのに、何で、よりにもよって、佐藤亜美菜だけたった独りで上げるのか!?
・これさぁ……家に帰ってからもこの記事書くまでもずっとその意味について考えていたんだけど、絶対に「Pはそんなことしないという信頼」だとか、そんな美談めいたものじゃないと思うんだよなぁ。
・むしろ逆だろう。
・「この舞踏会は『P』が主催したものだ。つまりはお前達のものだ。そのお前達が自分の手でブチ壊すというのなら、それはもう仕方がない。アニメでの物語もライブを通じてのメッセージも何にも伝わっていなかったというのなら、それは本当に仕方がない。それでシンデレラガールズは、おしまいだ」。
・というくらい突き放した踏み絵に近いものだったんじゃないか。アニメの秋フェス風に言うなら「査定」。P全員が、試された。
・結果を言えば、査定はクリアされた、と思う。
・LVで見る限り、「in fact」の囁くような歌声が遮られることは一切なく、青いサイリウムは会場一面に規則正しく揺れていた。佐藤亜美菜は堂々と橘ありすとして歌いきり、少し涙を拭うような仕草をして挨拶をした。会場は万雷の拍手に包まれた。
・自分のいるLV会場でも「いやー予想以上に良かった」といった声がそこかしこに漏れていて、ライブ後は飯田友子とともに長く佐藤亜美菜の名がツイッタートレンドに載り絶賛され続けていた。
・上手くいった。乗り越えた。よかった。よかった?
・いや、よくねーよっ!!!! なんてことしやがるんだよ!!
・興奮から覚めて冷静になって何度考えてみても、あんな危ない橋を渡らせる必然性そんなにないぞ!! スパルタにも程があるよ!! 怖いよ!! アイマス怖い!!
・あれだ、浅倉杏美がいきなり雪歩役としてステージに上げられたとかそういうのが伝統になっちゃって感覚麻痺してるんじゃないか。今回何ごともなくて本当に良かったけど、怖いから今後はもうちょっと穏便に済ませて欲しい。
・そして、クローネパート最後を飾るのは当然「Trancing pulse」!!
・注目は誰が渕上舞の代わりを務めるのかだったが……サプライズ!! 二人版!!
・この「敢えて加蓮の代わりを入れない」判断は、トライアドプリムスに対するP側の思い入れの強さをよく汲んでくれていて英断だったと思う。
・考えてみると「Memorys」も洲崎綾がいる時は三人バージョンになっていて、正式版はパートナーが揃うまで温存する形になっている。
・けど最後の挨拶で松井恵理子に「加蓮にもこの景色を見せてあげたかった」と言われた時にはみんな一斉に「加蓮、死んだのか……」と思ったよね。
・「いや、加蓮は戦車に乗っているだけだから」というのも、それはそれでヤバい。
・シンデレラの舞踏会、最後に用意されていたのはアニメで描かれた物語の追体験。
・「この空の下」「つぼみ」「心もよう」の流れは、歌詞と物語を深くリンクさせてきた効果が最大限に発揮されていた。
・「つぼみ」でCPメンバーが秘密の花園で戯れている雰囲気出していたのと、原紗友里が飯屋を超えて真のメシヤに覚醒していたのがもうそれだけでドラマチック。
・「心もよう」を凛と未央だけで歌うのも、歌詞の意味を素直に取ればそれが自然なんだと感じ入った。
・「いつもの場所で、待ってるよ」なんて、自分もあの頃誰かに言って欲しかったのだろうか……なんて久し振りに思い出したりした。
・鳥羽Pのインタビュー記事で「346プロは学校で、シンデレラプロジェクトはそのなかの一教室」という喩え話が出ていたこともあって余計に、卯月の物語を少し自分に寄せ過ぎて考えてしまっていたのもあながち間違いじゃなかったんだなと……。
・教室のドアを開けられずに佇んでいたことも、先生に文化祭には出てこいよと言われてその日だけ行ったりしたこともあったけど、制服のまま歌う勇気のある自分はいなかったな……待っててくれる友達はいたのかどうか……もう随分と遠く過ぎ去った時計の針の向こうの話だが、まだ自分の魔法は呪いのまま残ってるな……。
・この舞踏会で解けるかな、と思ったんだけど、何となくそれを期待して一年間アニメもこれ以上ないほど真剣に追いかけていたのだろうけど、それは自分のやることだからな。まあ、それはいいや、笑顔、笑顔!!
・というわけで「流れ星キセキ」からの「S(mile)ING!」は完璧でした。
■フィナーレの、その先へ
・最後の挨拶で演者がみんな「キャラを舞台に立たせる」「キャラが降りてきて一体になれた」といった、声優としてキャラを演じる点を外さず語っていたのがとても印象深かった。
・この辺りの感性は非常にアイマス的で、かつ最初にキャラが存在しそこに声優が引き寄せられていくシンデレラガールズ的な価値観がよく出ている。
・「キャラと一緒に歩んでいく」とか「キャラを演じさせてもらっている」というよりは、何か常に互いに全力で走っていて抜きつ抜かれつ競争しているような感覚もある。
・新人組だけでなくずっと先頭を走ってきたメンバーが泣いているのが、一つの節目に確かに辿り着いたんだと思わせてくれた。
・新たにCDデビューが決まったのはアニメ最終回で一緒に仕事をしていたメンバー。ここまで繋げるのは予定通りだったのかいつもの驚異のアドリブなのか。
・響子ちゃんと飛鳥くん、本来なら最終回で喋ってたんじゃないかとも勘繰ったが、BDでの追加には間に合わないか?
・そして感動のエンディングは……きのこの一本締めだヒャッハァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
・原田ひとみが怪我をしたことからまさかこのオチに繋がるとは。
・っていうか影ナレ勢、みんな裏で舞踏会見てたのな。ウサミンと一緒に出てこいよ!!
・一日目の武内Pの言葉と同じく、強く「この先」を意識したコメントをしていたが、それがゲームなのか次のライブなのか、はたまた……。
・期待はしたいがミリオンもSideMもつかえてるからなぁ。そこは気長に待とう。待つだけの価値は示してくれた舞踏会だった。
ううん、まだ全然言い足りないようでもあるし、何かいくら言っても無駄な労力な気もするし、とりあえず自分の舞踏会はここで閉幕。
しかしこれだけ書いておいて今更ですが、自分はまったく「P」になれたという自意識が持てない。幕張の本会場でもオフィシャルショップでも東急ハンズでもLVの会場でも、自分はお客さんで楽しそうなP達を横目に観察しているだけという意識は抜けなかった。この一年で、何か得たものが在るでもなし。
ただ最後の最後、「おねがいシンデレラ」の「もう一回!!」のコールだけ自分なりに精一杯の声は出してみた。この一年で得たのはあの大歓声にかき消された小さな勇気くらいだな、と。
アイドルマスターシンデレラガールズには必ず未来がある。自分に未来があるのかどうかはまったくわからないが、もう少し、先を見ていたくはある。