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へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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【デレマス2nd速報感想】アイドルマスターシンデレラガールズ第17話、雑破業先生に土下座をしながら要点まとめ

 

 

 だって、雑破業がこんなド真ん中160キロな豪速球投げてくるなんて思わないじゃない……。12話で突然、EDクレジットに現れた時には何の冗談なのかとみんな思ったはずじゃない……。ああ、これは「戦国コレクション」でのソシャゲアニメ化経験を買われての抜擢でたぶん2クール目以降にあるカオスギャグ回を割り当てられてるんだな、と誰だって予想するじゃない……。1stと同時期に放送されていた「探偵歌劇ミルキィホームズTD」の担当回なんてカレーとパロディしかなかったじゃない……。2ndが放送されている今期担当してるのが「VenusProject」で、アイドルがスタンド出して戦う放送枠の半分が実写バラエティなカオス番組の極みなわけじゃない……。

 それが、まさか、これまでの全話数通しても屈指の神回をッ!! ほぼ完璧な文句つけようがないレベルの脚本でッ……!!

 というわけで、まず謝罪から入ります。

 

「ゆんゆんパラダイス」の文庫本、ブックオフで買ってました!! すいません!!

 

 今回に関しては「考察」などというものが入る余地が果たしてあるのかという驚異の完成度で、世間のP達が「尊い」「バブみ」「オギャる」「ママー!!」などの拙い言語でしか感情を表現できない生命体になってしまっているのも今回ばかりは已む無し……!!

 かくいうパッションPの端くれである自分も、「そうだよ、これだよ、これが見たかったんだ!!」と、脳内の妄想がそのまま現出されてしまったかのような光景に本当に言葉を失う思いがした。

 

 城ヶ崎美嘉がな!! 赤城みりあに甘えるというのはな!!

 シンデレラガールズの歴史を紐解けば誰もが望みながら決して許されない禁断の果実になっていた展開なんですよ!! 何でかっていうと中の人が乳歯に反応するほどの重度のロリ(以下略)

 

 と、今回の内容についての歴史的経緯を一つずつ説明していくと埒が明かないので、とにかく気になったポイントを順番にひたすら上げていきます。記事としては統一性がまったくないかも知れませんが、自分もまた正気ではないので已む無し……!!

 

・何で!? 今回は別に常務悪くないじゃん!!

 

 今回も放送後、すっかり恒例になってきた「常務有能無能論争」をしている人達を結構見かけたんですが、今回の諸問題の責任を常務に求めるのは無理がある。

 美嘉と莉嘉の前に現れた課題は二人がアイドルとして成長し続ければいずれ必ずぶち当たった命題であって、常務に直接指示された楓さんや再編成の犠牲になりかけたウサミン達とは問題の本質が根本的に違うんですね。

 みりあに至っては単なる家庭問題でアイドルまったく関係ない。

 常務の指示は以前から変わらず高級ブランドイメージへの転向促進だけで、城ヶ崎美嘉に直接それを強いたのは常務ではなく部署(しかも美嘉Pではなさそう)。しかも「上に目をつけられると怖いから」といったかなり後ろ向きな対応でやっている。

 美嘉自身、それを受け入れた理由は「奈緒加蓮の後輩二人に迷惑をかけるかも知れないから」というこれまた邪推の入った理由であって、実際に常務が二人のCDデビューを差し止めて美嘉を追い込んだなんて事実はない(と思う)。

 常務に報告書は上がっているので経緯は把握して認めているのだろうし、美嘉の転向を自分の路線の正しさとして満足もしているのだろうけど、その辺りの常務の確かな心情も詳しくは描写されない。

 なのに何で作中でも作外でも、こんなにも常務にビビっている人が多いのかというと、常務が未だに「正体不明のモンスター」として何をやっても全てひっくり返してしまうんじゃないかという危機感を発し続けているからだと思う。

 物語に緊張を与える存在として、近年これほど強烈なキャラも見たことがないのだが、それにしてもみんなメンタル弱くないか。いや自分も超怖いけどさ!!

 今回、アイドル部門よりも「美城グループ」を上に置く常務の価値観が示されたが、こうなると以前少し考察した「346プロの財務は実はボロボロで粉飾という魔法をかけてごまかしているだけ」といった予想は消えてくるのかな。

 視聴者が今まで見てきた以上に「美城グループ」は強大で、逆に「346プロアイドル部門」こそグループ全体から見たら吹けば飛ぶような小さな存在だったということなのかも知れない。

 よちよち歩きのうちは自由を許されていたが、そろそろ本格的に躾をする時期だと母親役がやってきてあれこれ厳しくされるようになった、という解釈が正解に近そう。

 再編成に関しては要するにあれだ、ドラえもんで「のび太達が楽しく遊んでいる最中に部屋のひみつ道具を勝手に捨てるママ」みたいなものだ。

 どんなに子どもが正論で食い下がっても母親は「子どもの言うこと」と一切耳を貸さない、そんな関係性だとしたらそれこそ余計に絶望的なのだが……。

 

・大人モード美嘉!!

 

 これ、すっごいいいと思うんですよね。むしろ今回、常務路線グッジョブくらいに思ってしまった。

 ラストに「自分らしい笑顔」を取り戻した美嘉がそれを超えてくる(作画でそれを明確に表現できているのが見事)のが重要だとしても、大人モード美嘉自体は評判もよかったわけで、クール路線も否定せずたまにはやってくれると嬉しい。それでこそ「押し付けの服を自分のものにした」ことの証明にもなるわけで。ゲームでこういうカード出して欲しいなー。

 

・ジュニアアイドルではなくキッズアイドル、です

 

 まあジュニアアイドルだと中高生も入ってくるので小学生中心ならその言い方で間違いはないのだが、何となくジュニアアイドルだといかがわしいイメージが入るからなのかなと感じてしまった。いかがわしいのはお前だ。

 あとアイマス伝統の園児服だが、Pではなく番組制作スタッフが用意していたわけだけど、これウサミンの時にもいた万策尽きそうな声のスタッフが実は961のスパイで仕込んでるとかそういうんじゃないだろうな。

 ちなみに番組名が「マジすか学園」を連想させたので深夜枠だと誤解している人もいたようだが、さすがにこのメンバーに園児服着せて深夜放送したら常務ブチキレだよ!! たぶん「生っすか」と同じで休日昼枠だよね?

 

・ちゃまあああああああああ!!!!

 

 長かった……本当に本当に長かった……。

 「おねシン」PVからここまで引っ張ったわりには普通に出てきたが、作画は素晴らしく気合い入っていたなー。手の動きや表情が、初登場キャラとは思えない作り込み!!

 そして声優が、照井春佳!!

 「未確認で進行形」のニコ生最終回でキャスト全員で号泣していたのを今でも鮮明に思い出せる。声優としては遅咲きの苦労人なのでシンデレラ声優のイメージにも合致しているし、ある意味ついに来るべき人がきたって感じもあるな。松井恵理子も嬉しかろう。

 それと「結城友奈は勇者である」のニコ生でもよく泣いていたのだが、照井春佳がポンコツ進行なもんで一番年下の黒沢ともよが結構ツッコミ役に回ってたんですよね。思えばあの頃から、黒沢ともよはいい子の仮面を少しずつ外し始めていたような……。

 そして三ヶ月の空白の間に「響け!ユーフォニアム」で完全覚醒して帰ってきたという。なので今回の黒沢ともよの名演は回り回って照井春佳の手柄と言えないこともなくなくなくない。

 

・かおるせんせぇ!!

 

 桜庭乱入!!

 大激戦のロリ枠から龍崎薫ちゃんが選ばれるとは予想していなかったので純粋に驚いた。しかしふと思い付いたのだが今回のサプライズボイス組、桃華がロリ母性キャラで薫が背伸びしたがりな元気っ子なので、今回のみりあと莉嘉に対応している気がする。

 本来なら……つまりもっと早くに声がついてメインキャラに抜擢されていたなら、ロリ母性を発揮する役は桃華だったはずでその点も考慮して今回登場の運びになったのかな、というのは少し考え過ぎだろうか?

 しかし桃華登場回に「バブみ」が溢れるのはとても偶然とは……。

 

・ぴにゃああああああああああ!!!!

 

 こいつもしかして、グラブルコラボのせいでアイドル達より知名度高いんじゃ?

 中に卯月が入っていたのか気になるところですが、それ以上にこのアニメ時空における「ぴにゃこら太」ってどういう存在なんだろう? まあゲームでもグラブルでもあいつが何者なのか誰も知らないんだけど……。

 しかしこれで武内Pも正式に「ぴにゃこら太に似ている」と言われる可能性が出てきたのかな。その際はぜひ、フリルドスクエアに声を。

 

・みりあちゃんの家庭の事情

 

 赤城家に赤ちゃんが生まれた、というのはゲーム内でも非常に珍しい時間経過で表現されている設定で、アニメでどう扱われるのかずっと心配していたのだが今回最高の形でそれを活かしてくれた。G4U!1巻でウサミンに相談のお手紙送っていたのは設定消化ではなく伏線だったのね。

 ただ「弟」なのか「妹」なのかは何度か表記が揺れていたんだけど、城ヶ崎姉妹と対比することになった影響もあってか「妹」で確定した模様。

 それとごく一般的な赤城家の様子を見て初めて思い至ったんですが、よく考えるとみりあちゃんの芸能活動が本格化した時期と母親の妊娠出産時期が丸かぶりしてるんですよね。つまり、みりあちゃんはステージママ不在で本当に一人で芸能活動をしている。

 あの、純真無垢な一方で妙に大人びた態度も見せる二面性の原点はどこにあるんだろうと不思議だったんですが(それこそ中の人そのものにも見える)、そもそも他者依存がとても少ない子で、だから今回も母親に直接文句を言ったりはしないで、何故モヤモヤしているのかの原因すら自分ではわからないほどすでに自立してしまっていて、けど子どもらしさをなくしたくないから純粋に振舞っていて、なので強がって大人ぶっている美嘉の苦しみが本能のレベルで理解できてしまって……とか、際限なく「赤城みりあの謎」についても妄想が広がっていく。

 蘭子語が理解できるのと美嘉の苦しみが理解できるのは、たぶん同じ感性。

 

・服なんて何だっていい、靴なんて履かなくていい?

 

 今回の裏ハイライトといえるシーンが、「あんきら服飾論争」。

 こんな重要な問答を、さらっと何気なく入れてくるか!! と度肝を抜かれた。二人が話している内容自体も非常に示唆的で、あんきらの関係性や個性の在り方から先の展開を何となく予想させる部分までネタ豊富なんですが、演出として面白いなと思ったのが杏が「裸足から」出てくるところ。

 今回はいつも以上に「靴」を強調するシーンが多く、Pの磨り減った靴と常務の背伸びのピンヒールはその象徴だったわけですが、ここで杏がすでに裸足っていうのが……まあいつも裸足なんだが、服は大事だってテーマの話ですでに一人だけ超然としてしまっていて、ジョーカーキャラの面目躍如であると同時に、どこか寂しい。

 これ、本格的なあんきら回への伏線なのかなぁ。杏がどう着飾ってみせるのかを見たい、というのもある……。

 

・ロリヶ崎でも、泣いていいんだよ

 

 あまり引き合いに出すのはよくないが一つの喩えとして。

 「艦これ」アニメの放送時「二次創作ネタの使い方が荒い、それに比べてデレマスは上手くやっている」と比較して語る人がかなり目についたんだけど、自分としてはその認識は甘いとずっと思っていた。

 シンデレラガールズだって二次創作ネタの導入では何度も何度も荒れている。というか、毎回炎上している!!

 しかしアイマス、特にシンデレラガールズが他のコンテンツと違うのは、何度炎上しようと二次創作ネタの導入自体は止めない。しかもそのサイクルが異常に早いということ。

 結果どうなるかというと、荒れたネタは縮小され受け入れられたネタだけ「公式化」してキャラ設定が補強される。つまりP(ファン)の間で「このネタ、アリかナシか?」の激しいプレゼンがその都度行われて、生き残った案だけ採用される。面白い二次創作ネタを上手く流行させて大多数のPに受け入れさせれば、文字通り担当アイドルのプロデュースを成功させることができる。

 これは「シンデレラガールズ」というコンテンツの強さを支える最重要項目であり、このシステムが理解できていないとたぶん何でこんな大量の女の子が出てくるだけのカードポチポチゲーが未だに一定以上のユーザーを確保し続けているのかわからない。

 で、その「シンデレラ二次創作プレゼンシステム」の歴史において、もっとも深刻な傷跡を残したネタの一つが、

 

「ちっちゃいみりあちゃんが可愛いよ★ふひひ★」

 

 通称、「ロリヶ崎」なのだ!!

 元々は、デレラジでの中の人のロリコンネタがあまりにも衝撃的だったということである。で、アイマス恒例「中の人からの逆輸入ネタ」で城ヶ崎美嘉にもちっちゃい子好きという二次創作ネタが付き遊ばれた。

 だが、あまりに盛り上がり過ぎて公式に拾われてしまった。

 拾われた結果、荒れた。荒れただけならいつものことだが、中の人まで本気でショックを受けてしまったらしく、以後ラジオでロリコンネタを極度に自重するようになってしまった。

 「美嘉は私の憧れ、私が美嘉に迷惑をかけるわけにはいかない」といった壮絶な発言まであった。(そのわりには「早見沙織ちゃんの誕生日にお揃いのパンツを送った」などという供述は天然で繰り返した)

 その後はみりあちゃんにもロリコンを焼却するみりあちゃんとか色々と派生して……最終的には公式が徐々に「城ヶ崎美嘉はお姉ちゃん属性のキャラなので、小さい子の面倒見がいいのです。あくまで姉として」という方向に軟着陸させることで問題は一応終結を迎えた。そしてアニメでもその路線を継承し、更に推し進める形となった。

 

 城ヶ崎美嘉はシンデレラプロジェクトの仲間ではなくあくまで頼れる先輩。

 完璧なカリスマギャルでいつだって大胆不敵。

 颯爽としていて弱味なんて誰にも見せない。

 

 そういうキャラとしてずっと描かれてきた。

 だから。

 美嘉がみりあちゃんをデートに誘って、弱い自分をさらけ出して、その小さな胸に抱かれて泣くということが。

 城ヶ崎美嘉というキャラにとって、どれほど尊い「赦し」の瞬間であったことか!!

 ロリコンでもよかったんだ、よかったんだよ……。

 

・次回がまったく予想できない

 

 「先輩編」は各アイドルのそれぞれに違った新しい道(ヒカリ)を描く路線と見て間違いないが、となると次の予想が途端に難しい。

 「NGs・高垣楓」「アスタリスク・安部菜々」「凸レーション・城ヶ崎美嘉」ときているので、順番と今回の伏線を考えると次がCIなのはほぼ確実だと思われるのだが、CIと過去に因縁があって、まゆ楓さんウサミン美嘉に匹敵する人気キャラというと。

 

 輿水幸子、しか考えられない。

 

 しかし、幸子が先輩風を吹かしてCIを導く? それこそあり得なくないか? しかも予告カットの場所が柴又らしいんだけど、柴又で幸子とCIが何すんだよ!?

 あとは連続登場中の十時愛梨が「お菓子繋がり」で先輩役になる可能性もあるが、それよりかはまだ自信のない智絵里と自意識過剰な幸子を対比させる展開の方があり得るかなぁ。あとは小日向美穂と小早川紗枝くらいだけど、小日向ちゃんは貴重な「ゲーム段階で卯月と関わりのあるキャラ」なので温存して欲しい気持ちもある。

 

 いつもながら読めない。結局は月曜の予告をジリジリ待つしかない……。

 

ゆんゆん・パラダイス〈前編〉 (ネオ・ノベルズ)

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