11/1日アニメニュース
日曜の後半。
機動戦士ガンダムAGE #4
明日へ(アニメ盤)(期間生産限定盤)
TVアニメ 機動戦士ガンダムAGE オリジナルサウンドトラック Vol.1
模擬戦エースなウルフさん登場と、謎のUE母艦との遭遇。
明るい兄貴分キャラの存在によってフリットの子どもっぽさやそんなフリットに頼り過ぎなクルーの不自然さが浮き彫りになっていて、新キャラ投入の効果は上々。
結局、前回の司令の死やユリンとの別れをフリットがまったく引き摺ってないのが残念ではあるのだが、一話ごとに明確に空気を切り替えてシンプルにその回をまとめていくのは悪くはないかな。
フリットVSウルフの模擬戦から緊迫の遭遇戦へと移行する展開も無駄がなくて面白かった。
しかし・・・やっぱりフリットの性格描写に違和感があるなぁ。子どもらしい増長した部分を見せたいのか天才キャラを見せたいのか、軸が定まっていなくて不安になる。
天才少年パイロット設定なんてガンダムには珍しくないはずなのに何でフリットはこう分裂した印象になってるんだろう? まだ大人にちゃんと修正されてないからか・・・?
あと、だからウリのAGEシステムは毎回出そうよ!! 早くもお荷物にしかなかってないぞ。
(TVK)Fate/Zero #5
ライダーの呼びかけによってサーヴァントの皆さんが全員集合。
正体を隠しながらバトルするルールが豪快な奴が一人混じってたというだけでぶち壊しになっていく流れが快感だった。
そんな煽りに乗ってあっさり出てきたうえにマスターに令呪無駄遣いさせる英雄王さんも相変わらず面白いなー。
バーサーカー乱入、ランサーの誇り、ライダーの救援と各キャラが見せ場を作りながら、あくまで前哨戦としての顔見せ紹介に留めている辺りもコントロールが利いていて上手かった。
セイバーが一番弱く見えるけど、それも切り札使っていない以上はこんなものか・・・。
最後に、遠くから見物決め込んでいたキャスターがセイバーにあらぬ勘違いを抱くヒキも英霊召喚設定の活かし方が絶妙。
この辺はいかにも原作設定をどう料理するかを考え抜く二次創作の強みって感じがするなぁ。
同人感覚という点では、そもそもTYPE-MOONが同人系なんだからむしろ虚淵玄という他者の手に委ねられたことで魅力が原点回帰した面もあるのかも知れないな。
(TVK)ベン・トー #4
専用OPまで作ってメガネで金髪で巨乳でイトコな第二ヒロイン登場。
この作品、萌えアニメとしてはパワー不足なんだろうと思っていたのだが・・・いきなり凄いハイスペックなキャラ投入してきたな!!
ひたすらメガネ金髪巨乳の魅力を盛り上げていって、クライマックスで一騎当千な美少女バトルに突入する構成もなかなか思い切っていて良かった。
あの美少女格闘作画はそれこそ「一騎当千」を上回るくらいのクオリティで素晴らしかった。
まあ、あそこまでやるなら服が破れてパンチラするくらいまでいって欲しいけど、舞台スーパーなんで露出すると逮捕されかねないか・・・。
それとこういう発育良くてマニアック属性なキャラに加藤英美里を当てるのはありそうでなかった配役で新鮮。
(TVK)境界線上のホライゾン #5
境界線上のホライゾン 演目披露(ザ・レパートリー)第1弾
TVアニメ『境界線上のホライゾン』演目披露 (ザ・レパートリー)第2弾
一つの時代の終わりと少年達の物語の始まり。
ここまででプロローグかー。壮大過ぎて置いていかれそうだったがいよいよ全てが繋がっていく高揚感は見事だった。
完全に本多忠勝のじいさんが主人公な扱いになっていたけど、あれは世代交代を象徴する存在でもあったのかな。
政治的に蚊帳の外だった学生組がホライゾンの正体判明によってここから一気に当事者と化していくのだろうし。
しかしこれだけ錯綜する話を半ば雰囲気だけで強引に押し切ってまとめていたのは単純に感心させられたなー。
小野学って「咲」「Aチャンネル」路線で成功したんで、もう「ドラゴノーツ」的な大上段に構えた作りはやらないんだろうと思っていただけに今回のこのパワフルさには驚かされる。
サンライズという確固たる下支えがあればこそなのかなぁ・・・いや、GONZOが頼りなかったのだとは言わないが。