10/13日アニメニュース

一週遅れ土曜の感想。
ニコ生先行配信で「生徒会の一存（新シリーズ）」改め、「生徒会の一存レベル２」が開始。
杉崎の過去から入って第一期視聴者も自然に戻れるようにしていたのはいいのだが・・・第二期になって作画も雰囲気も変わってるってメタネタ入れるならまず何より声が変わってる人がいる点を説明してよ！！
そこはそれこそ笑い話にならないって判断なのか・・・。

ジュエルペット きら☆デコッ！ ＃２８

ラルドさんに育てられていたルナがかぐや姫のように月に帰ってしまう話。
あっちこっちに脱線しながらも、最後にはちょっと良い話で強引にまとめてしまう力技がナイス。
前回のロボットバトルが一応伏線になっていたのも微妙に感心した・・・。
あと、ラストで思わせぶりに新キャラが出てきたのに次回予告が全然関係ないミステリネタで笑った。

プリティーリズム・ディアマイフューチャー ＃２８

プリティーリズム・ディアマイフューチャー 1stクール【初回受注限定生産版】 [DVD]
プリティーリズム・ディアマイフューチャー プリズム☆ソングコレクション 「Life is Just a Miracle」
りずむとヒビキがついに衝撃告白、二人は付き合って・・・って結婚してたーっ！！
いやマジで第一期からの視聴者もびっくりだよ！！　ヒドい裏切りだよ！！　脱退して地方に飛ばされろ！！
しかし婚約発表ならともかく一年半も前に結婚してましたって、そんな声優みたいな発表の仕方そりゃ社長も止めるよ・・・。
ただここで、そなたママの事情が思い出されて社長が折れるのは第一期の流れを汲んでいて感動したな。りずむ回はちゃんと第一期との連続性が保たれていてありがたい。
妹が納得して兄の結婚を受け入れるのも、数あるヤンデレ妹アニメが辿りつけずにいるトゥルーエンドルートが見られたようで妙に嬉しかったなぁ。
シャッフルユニットの新曲は・・・伊藤かな恵と津田美波は混ぜたら危険なんじゃないのかなぁ。
ところで、そういえばOPといい劇中歌といいいつの間にかED以外が実写ではなく中の人準拠になってるが、それって本来の視聴者層は混乱しないんだろーか？

FAIRY TAIL ＃１５２

FAIRY TAIL 34 [DVD]
マカロフのマスター返り咲きとウェンディに託される天竜の想い。
行方不明の間に世界とのレベル差が開いてしまったという設定の件は、オリジナル展開があったことで説得力なくなっちゃったなぁ。
じゃあそんな時代遅れのフェアリーテイルに負けた新生オラシオンセイスって一体・・・。
原作展開に戻す際に何かフォローするのかと思ったのに、そこは押し切るのね。

バクマン。 3rdシリーズ ＃２

Pride on Everyday(初回生産限定盤)(DVD付)
亜城木夢叶のピンチに岩瀬が激しくツンデレしてエイジを誘惑する話。
ちょろい、あまりにちょろいよ岩瀬さん・・・！！
今シリーズの岩瀬は作画といい藤村歩の芝居といい、まるでメインヒロインみたいな扱いだ。
「+NATURAL」の劇中アニメは何か微妙な感じで、これファンに新妻絵の再現度が低いとか叩かれてそうだなーと思った。

（新）ガールズ＆パンツァー ＃１

Enter Enter MISSION!
TVアニメ ガールズ&パンツァー キャラクターソング vol.1
TVアニメ ガールズ&パンツァー キャラクターソング vol.2
オリジナルメディアミックス企画のTVアニメ版。
監督：水島努、キャラ原案：島田フミカネ、シリーズ構成：吉田玲子、キャラデザ＆総作監：杉本功、制作：アクタス。
タイトルと島田フミカネの参加から「ストライクウィッチーズ」の戦車版かと安易に考えていたのだが、どちらかというと吉田玲子繋がりで「けいおん！」の戦車版と捉えた方が正しそう。
しかし、もうその時点で色々と狂っているんで何か異様な世界が構築されてしまっている・・・！！
乙女の嗜みとして「戦車道」が存在するというのは百歩譲っていいとして、完全に戦前戦中仕様の女性価値観はどこまで本気で描いているんだ！？
水島努と吉田玲子の組み合わせからしてそういう題材を軽く扱うとも思えないんだけど、深く踏み込んでいくととてもメカと美少女でキャッキャウフフみたいな作品になりそうもない。
ヒロインが生徒会の思惑で強引に自分の意思を曲げられ戦車部に入れられる流れも非常に理不尽で、とてもこれから楽しい部活アニメが始まるような雰囲気じゃなかったし。
個人的にどうしても「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」を連想するバランスの悪さなんだよなー。ここからどうキャッチーな方向に立て直すのかある意味楽しみではあるんだけど。
作画や女の子キャラについてはまだ個性や魅力が見えてくるほどではないかな。キャラ数多そうなんで捌き方には注目。
声優陣もそれに合わせて新人・若手・ベテランが入り乱れていて豪華そう。
戦車については今回冒頭の描写は臨場感があって素晴らしかった。ただ、戦車がリアルであればあるほどガールズとの相性は悪くなさそうだしその辺も今後次第か。

探検ドリランド ＃１４

テレビアニメーション 探検ドリランド キャラクターソング&ミュージックI
キングデーモンとの激しい戦いの果て、姫様の能力が覚醒。
今回は全編ほぼバトルで作画演出の見どころ満載。特にブリちゃんがブチキレてからの濃いアクションはカッコ良かった。
姫様の覚醒バトルも作画は勿論のこと、絵コンテ段階での組み立てが無茶苦茶決まってて痺れたなー。
それとED変更。幼い姫様を追い回すウォーレンスにロリコン疑惑発生。

ソードアート・オンライン ＃１５

第二部「フェアリィ・ダンス」編突入。
OPは今までと違い、現実とゲームが交錯する世界観を強く打ち出していて第二部というよりは本編突入といった高揚感があった。
異世界召喚ものは一旦現実に帰ってきてからが本当の勝負だからなぁ・・・。
本編もようやく戻ってきた現実に適応しつつもゲーム世界が忘れられないキリトの孤立感を丁寧に見せていて好感。
作画演出もそうだが、松岡禎丞の枯れた芝居が凄く良かった。
アスナをディオに寝取られかけて妹の胸で泣くシーンなんて、本当に演技の質が今までとは段違いに上がっていてシビレて憧れたよ！！
それにしても、あれだけのことがあったのにまた新たなゲーム始めるってどんなシチュエーションに追い込まれるんだと思ってたら、文字通りの寝取られとはなー。
子安武人の変態婚約者といい、ベタな部分は全力でベタを貫く王道感がAWと同様に何だかんだで凄い。
ここで新ヒロインに本当は従姉妹な妹を投入してくるベタさもたまらなかった。わざわざ竹達彩奈だし！！
EDも完全に妹推しなんだけど、アスナはもはやヒロインではなく「妻」なのでこれだけ他を推せるのもあるのかな。

リトルバスターズ！ ＃２

リトルバスターズ! パーフェクトエディション TVアニメ化記念版
頭の弱そうなパンチラ少女を言葉巧みに誘いバットを握らせ最終的に百合にする話。
ああ、本当にしばらくは野球やるだけっぽいなこれ・・・。
独特のコメディノリで延々引っ張りながら、大事なことを何か見落としているような不安感を徐々にだが掻き立てる演出は上手かった。
やはりこの日常は現実じゃないとかそういう展開になるのか。随分前に原作のネタバレ見たような記憶あるのだが、どうにか頑張って思い出さないようにしたい。
あとは男女の関係よりも男の子同士、女の子同士の仲の良さを重点的に描いているのも特徴になりそうだな。
アーッとかキマシではなくストレートな友情の話になってくれることに期待。

（新）BTOOOM! ＃１

コミックバンチ→コミック＠バンチ連載の原作をTVアニメ化。
監督：渡邉こと乃、シリーズ構成：黒田洋介、キャラデザ：岸田隆宏、制作：マッドハウス。
本編はFPS爆弾ゲームにハマっていた主人公が、孤島に連れ去られそこでリアル爆殺ゲームを強いられることになる話。
バトルロワイヤル系に忠実な設定＆展開で目新しさはないものの、それゆえにお約束の安定感がある。
主人公のクズっぷりも相手の間抜けっぷりも普通ならもっと突っ込みたくなるところだが、「まあ、バトロワ系の初戦ってそんなもんだし」と納得してしまうというか。
原作にしてもこのアニメ版にしても、先行作品が大量にあることをむしろ利点として大いに活用している印象。
爆弾を使ったリアルボンバーマンなシステムも、知能戦に特化してしまいがちなバトロワ設定で派手さを担保していてアニメ向きだと思う。
それにしても爆風でなかなか死ななかったり無職ゲーマーのくせに投擲能力だけ異様に高かったりする主人公はどこまでネタなんだ・・・。
あと作画演出について、マッドハウスだからかデスノート調の画面が多用されていてそれもネタ度を底上げしている感じ。
声優はまだ主人公くらいしかまともに出てきていないが、テニミュ出身で声優経験ないはずの本郷奏多がとても馴染んでいて驚いた。駄目人間キャラを支える芝居のリアリティも充分。
とりあえず一番気になるのはCMに出てる高橋名人なんだけど・・・あのまま本編でも喋るの？
ともかく過激な娯楽作としてはこの先のエスカレートにも期待出来そうで楽しみ。
しかし・・・最大の問題はBS11だと他に二週近く遅れるうえに、ニコ動配信にすら五日も負けるってことだ。