へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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SHUFFLE! #24(終)

TVアニメ「シャッフル!」キャラジオCD バーベナ学園放送部 vol.4
SHUFFLE! 芙蓉 楓 バーベナ学園 冬服 ( 1/8スケール PVC塗装済み完成品 )


リストカット→監督作画オチ!!


亜沙先輩がどうしても魔法使ってくれないなら、
手首切ってやるー!!・・・という稟の発想が凄い。
原作通りの話らしいけど、それにしても他に何かなかったのか。
稟が能動的に亜沙を動かすにはそれだけの覚悟が
必要だったということなんだろうけど・・・。
で、そんな修羅場Aパートが終わり、Bパートで後日談。
これが・・・作画がいつもと全然違うぞっ!?
色数を落とし、デフォルメ満載動かしまくりのハイセンス作画。
明らかに細田直人監督の作画だ・・・。
どうやら、最後の最後でアニメーターとしての腕を
存分に振るったらしいのだが、それだったら最初から
自分でキャラデザすれば良かったんじゃなかろーか。
っていうか、キャラの表情を崩しているのはいいとして、
性格も微妙に変わってるように見えるんだけど、
じゃあこれまでの話は何だったの!?
プリムラはいつから稟をお兄ちゃんて呼ぶようになったの!?
最後に監督自身がこれまでの作品と全然違う方向性を
示してしまったら、まとまるものもまとまらないのでは・・・。


最終的に、一般的なギャルゲーアニメの枠を逸脱した
非常に野心的な作品になっていたとは思う。
しかし同時にそれは作品としての破綻をも招いてしまった。
完成度という点ではあまり褒められたものではないが、
作品に込められた熱や瞬間的な勢いは素晴らしかった。
何というか、「若気のいたり」みたいな作品だったなーと。
細田監督はこれからどういう方向に向かうんだろう?
スタッフ参加していた後藤圭二と同じように、
キャラデザやアニメーターとしてより演出・監督に
専念していくことになるのかな。ちょっと勿体ないけど。