（ＴＶＫ）涼宮ハルヒの憂鬱 ＃５

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前々回のヒキに戻って、憂鬱の三話目。
長門が自分はハルヒを監視する宇宙人（というかメカ）であると告白。
みくるが自分はハルヒを監視する未来人（年齢不詳）であると告白。
古泉が自分はハルヒを監視する超能力者（秘密結社所属）であると告白。
不思議なことが何も起こらないーっ、とご機嫌ナナメなハルヒを置いて、
どんどんとんでもない事情に巻き込まれていっているらしいキョンでした。
ハルヒが宇宙の存亡を決する神に等しき謎存在である、
ということを当のハルヒには告げないで
ハルヒが選んだ一般人であるキョンの方にばかり
情報が流れ込んでくるという転倒した状況が凄く面白い。
これ、そのまんま受け取っても勿論いいんだろうけど、
時間の流れをアニメーションに喩えたり、
誰かの夢に喩えたりといった表現からして当然、
何もかも嘘っぱちかも知れないし、キョンの妄想かも知れないし、
もっと大きくそれこそ自主映画の話なのかも知れないといった
メタ的視点を残してはいるわけだよなぁ。
というか、だから第一話がアレだったのか！！
テーマ的に結構重要な仕掛けだったんだな、あれ・・・。
構成が無茶苦茶にシャッフルされている意味も納得出来てきた。
実際の時間軸、なんてものはないんだな、設定からして。
構成でＳＦしてるわけね・・・。
まあ、そういうことを考えないでも、みくるの着替えや
キョンがクジで自分と一緒にならないのが不満なのか
ツンツンしているハルヒなど萌えポイントも多く楽しかった。
けど、今回の説明からするとハルヒの意図に反して
キョンのクジが引かれるのはおかしいわけだよな・・・伏線なの？
とまあ様々な謎を残しつつ、憂鬱話はまた一時中断。
次回はハルヒ話数で第９話。