デジモンセイバーズ ＃４８（終）

デジモンセイバーズ(9) [DVD]
ユグドラシルをぶん殴って黙らせ二つの世界は救われた。
デジモン達はデジタルワールドに戻る決意を固め、
パートナーとはお別れとなる・・・はずが、
マサルはアグモンと一緒に冒険を続ける道を選ぶのだった。
実にこの作品らしいストレートな終わり方で、すっきりした。
イワン達が生きていたり、ヨシノがデジソウルパンチで
パンチングマシン破壊したり、トーマがメガネになったり、
イクトが制服姿になったりといったサービスも
ツボを押さえていてなかなか良かった。

当初はキャラの年齢が上がり、視聴対象年齢も上げてくるのかと
思ったのだが、まったく逆でむしろ対象年齢は下がっていた。
元々デジモンシリーズはＳＦ要素やジュブナイル要素が強く、
そこが魅力だったものの無印以外のシリーズは
その部分をどう消化するかで苦しんでいた面もあったので、
いっそケンカ番長というギミックでそこを突破してしまった
この作品の判断はそれはそれでアリだったのだと思う。
ただ、それが新しいデジモンシリーズの
スタンダードにまではなれなかったか・・・。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。