（新）スカルマン ＃１

石ノ森章太郎の原作を、監督：もりたけし、
シリーズ構成：出渕裕でアニメ化。出渕裕は第一話脚本も担当。
軍靴の足音響く時代に、世間から隔絶された地方都市で起こる
謎の連続殺人事件というシチュエーションをまずは見せる第一話。
世界観の組み立てがかなり面白いのだが、
今回だけではちょっと背景がわかりにくい。
戦中の雰囲気のまま戦後復興が成し遂げられたというイメージかな。
スカルマンはラストに出てくるだけで、
アクションシーンもほとんどなかったのだが、
主人公とヒロインの会話が魅力的だったので退屈はしなかった。
キャラデザはそんなに石ノ森って感じがしないのだが、
動きや表情の付け方は一部それっぽい。
特にヒロインが全裸で飛び上がるカットが
昔懐かしいサービスシーンのノリで良かった。
まだ謎だらけなのでしばらく様子見が必要だろうけど、期待値は高い。
それと、ＯＰ＆ＥＤの演出がまたも京田知己だった。
本当にＯＰ職人になりつつあるが、
今回のＯＰは今までのものとは少しイメージ違った。