へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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BSアニメ夜話 時をかける少女

時をかける少女 限定版 [DVD]時をかける少女 通常版 [DVD]
この番組のことを知り、放送までにDVDを買って
観ておくべきかと悩みながら放送直前まできたものの、
そこでいきなりの地上波放映決定の報。
早まらなくて良かったー・・・と、思っていたら、
この番組のあまりのネタバレ度の高さに轟沈!!
いや、批評文やネット感想である程度の筋は知っていたけど、
映像付きでどっちの男が○○○だとか明かさないで欲しかった!!
今までのアニメ夜話、あんなにあらすじ細かくなかったじゃんかよー。
つーかおすすめシーンに挿入歌流しながらの
クライマックスなんか選ぶなよプロデューサー!!
嗚呼、これが金払わずに済まそうと考える駄目なファンへの罰なのね。
と、ともかく番組について。
江川達也が甘口意見担当、岡田斗司夫が辛口意見担当だったが、
基本的には岡田斗司夫も技術力の高さは大絶賛なので
あまり突っ込みは厳しくならなかった印象。
筒井康隆が登場してからの話の方が色々興味深かったかな。
それも、すでに出ている論説の焼き直しみたいな感じで、
敢えて今アニメ夜話でやる意義はあまり見出せなかったのだが。
ただ、筒井康隆が東浩樹の「ゲーム的リアリズム」論を
えらく贔屓にしていたのには驚いた。
筒井康隆自身、その路線で現在の文学観を動かしているらしく、
「文学になるかならないか」という議論の部分は
時かけとは多少離れた話だったが凄く面白かった。
個人的には岡田斗司夫ゲーム的リアリズムに対する
意見をもっと聞いてみたかったなぁ。
東浩樹に対しては何か色々含み持ってそうな気がするんだけど。