へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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おおきく振りかぶって #24

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おおきく振りかぶって ホントのエースになれるかも 特典 ユニフォーム型携帯クリーナー付き
おおきく振りかぶって 2008年カレンダー
絵コンテ&演出:水島努による西浦VS桐青、決着。
ラストマウンドで肉体的に限界に達し、精神的にも追い込まれた三橋が
それでも投げ続けていたいという想いだけで立ち向かっていく様子は、
三橋という不思議なキャラの本質が露わになったようで実に燃えた。
表面的な気弱さと裏腹に、
魂の本質の部分でピッチャーでありエースなんだなー。
そんな三橋に阿部が激を飛ばし、バックが力強く声をかけ、
ラストバッターを全員守備で迎え撃つあの一体感!!
そして最後の最後で飛び出した花井のバックホーム!!
本当に、ゲームセットの声があるまでまったく気の抜けない展開で、
終わった瞬間の安堵感が視聴者にも共有出来る素晴らしい内容だった。
観ている体感としてリアルな野球アニメってとんでもない・・・。
試合終了後、負けた桐青の描写がまたいちいち秀逸で、
数秒前まで西浦勝利を喜んでいたのに今度は桐青が可哀想だと
切なくさせられてしまう演出も恐ろしく上手かったなー。
実際の高校野球観てても、そういう心理の動きってあるわけで。
折り鶴を西浦に託すシーンなんか、
体育会系の爽やかさここにありって感じだ。
ともかく、あまりにも密度の濃い一回戦が終わったところで、
アニメはあと後日談を最終回として終了か。
まだ一回戦しか終わっていないという状態でどう締めるのかは楽しみ。