DARKER THAN BLACK黒の契約者 ＃２４

東京エクスプロージョンを巡る契約者達の死闘。
黄が、猫が、そして数えきれないほどの契約者達が一斉に散っていく！！
うああ・・・冒頭のＯＰをカットしての黄との別れのシーンは、
今までの三人と一匹の関係を思い返すとあまりに温かく切ない。
黄を抱きしめる銀、抱きしめられて照れる黄、どちらも変わったな・・・。
一方で、直前まで今までと変わらないコメディリリーフに徹しながら、
最期の瞬間だけ素敵な言葉を残して逝く猫も良かった。
猫の意識、どこかにバックアップでも残していないものなのか・・・。
合理的判断など捨てて黒との勝負にこだわり死ぬフェイ、
ここで出てきた舞と相討ちになる雨霧、
生き残ったかと思ったらそういうわけにもいかなかった全裸女、
他の契約者達も一瞬で散るには勿体なさ過ぎるキャラばかりで、
無常に夜空を流れていく流星雨がまるで東京の涙のよう・・・。
これはもう、全滅エンドしかないのかなぁ。
最終回でアンバーの時間巻き戻しが発動して事件前に戻るとか、
ヘルズゲートにより次元がズレて東京がパラレルワールドである
普通の東京に変わりみんなそこで幸せに生活しているとか、
そういうリセットエンドを持ち出してくるしか幸せな終わりの予感がしない。
とはいえ、それではテーマ的に台無しだろうから、望み薄か・・・。
せめて黒と銀だけは生死不明で済ませて、
未咲がその姿を幻のように確認してエンディングに雪崩れ込む、
みたいな演出くらいは期待したいが。
しかし、当初はここまでエンタメとして面白い作品になるとは
正直思っていなかったので、このラス前のハイテンションは嬉しい限りだ。