へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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機動戦士ガンダム00 #12

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「ところがぎっちょん!!」
「人呼んでグラハム・スペシャル!!」
「俺は、ガンダムになれない・・・」
「刹那、ガンダムとなる」


ついにアザディスタンでクーデターが勃発、
介入に向かった刹那とロックオンだったがロックオンの前にはグラハムが、
そして刹那の前にはどうしようもない過酷な現実が立ち塞がる。
・・・という、物語のターニングポイントともなる
非常に重い話だったのに、名ゼリフ連発でその重い印象を
吹き飛ばしているのが見事というかズルいというか。
普通に話の流れだけ見ていれば、中東の宗教紛争に関する描写は
踏み込んだは良いが中途半端になっている印象だし、
軍事的な描写になると更に違和感が強い。
それでもセリフの応酬とキャラの動きで引き込んでいってしまう
スタッフのこのテクニックは凄いけど、褒めて良いのかどうなのか。
グラハムVSロックオンも、グラハムが異様にノリノリというだけで
その他のあらゆる描写がどーでも良くなってしまう・・・!!
刹那の「ガンダムになれない」発言は、全てを神の如く救う
救世主のような存在になりたいという願望が打ち砕かれ、
改めて現実を見つめ直すことになるという成長の証・・・と
思ったんだけど、やっぱり次回ガンダムになっちゃうのかよ!!
ガンダムを信仰対象としてアザディスタンの民の心に
刻みつけるってことだろうか? それともまた刹那が正体バラして
カリスマにでもなってしまうのか・・・? ともかく次回が楽しみだ。