へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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バンブーブレード #24

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タマちゃんとコジローがキリノに背を向け、剣道部絶対絶命のAパート・・・は
短く終わり、Bパートに入ってからは、まさに怒涛の逆転逆転また逆転!!
ユージ→タマ→コジロー、さとりん→ミヤミヤ→ダン→先輩二人、
そしてサヤ→キリノと、玉突き式に次から次へと各キャラの行動と想いが連鎖して
オセロのようにパタパタと全てが裏から表にひっくり返っていく流れが、
実に美しくパワフルだった。これは溜めに溜めて一気に放出という
脚本構成がものの見事にハマった感じだなー。
一つ一つはベタそのものなのだが、スピードと物量の攻勢によって
正面突破で押し切っていくところが凄かった・・・。
演出的にも丁寧に練られていて、前半も後半も
会話シーンそれぞれに趣向が凝らされていて見応えがあった。
校舎越しの視点、ぎらつく夕日、光るメガネ、巨乳の上に垂れる髪・・・!!
意図を深読みしていくとどれも面白いなー。
そして勿論、声優陣の演技も素晴らしいの一言。
特に佐藤利奈の感情爆発演技は、今までああいう系統のものを
聞いた憶えがなかったので、新鮮かつ胸を打つものがあった。
あのミヤミヤ=桑島法子を一瞬ながら圧倒するという
シチュエーションに本気の説得力があったのには驚く・・・。
小島幸子の、キリノを押し倒しちゃったサヤの演技も良し。
けどあんなに百合っぽさを出すべきシーンじゃなかったんじゃないのか!?
いやまあ嬉しかったけども・・・。
それと、今回で一見全てが浮上したようではあるが、
コジローに関してははまだ自分で何も動き出してはいないので、
そこを補強する為にも再び剣道部がコジローの元に一丸となって
リベンジに挑むというクライマックスの展開が必要になってくるのかな。