へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(TVK)ef - a tale of melodies. #9

ef - a tale of memories. Blu-ray BOX (初回限定生産)ef - a tale of melodies. 1 (初回限定版) [Blu-ray] ef - a tale of melodies.ORIGINAL SOUNDTRACK ~elegia~
OP、また色が付き始めてきた・・・?
本編は、火村が優子への想いを確認しながら描いた
スケッチブックの絵を見た先生が発狂放火焼身自殺!!
離れたことで逆に想いを重ね合わせた火村と優子がどうやって
この鬼畜兄の呪縛を打ち破るのかと思ってたのに・・・自爆!?
作画演出的には炎に照らされた画面の表現が凄く面白くて
凄い出来だったのだが、話としてはすっきりしない展開。
先生があの絵に自分の妹を見たのは、
結局自分も真実の優子の中に妹を見出したかったのに、
それが出来なかったということなのか・・・。
ただ本人がその辺のことを自覚して逝ったのかは微妙なので、
反省するにしても開き直るにしても最期のところでは
優子にしてきた行為に対する意思の表明が見たかった。
一応、焼身自殺がその答えと受け取っておくしかないのかなぁ。
残された火村に対してはむしろ新たな重荷になってる気もするが。
現代の方は、双子からそれぞれ鍵を渡されたミズキが
死と孤独に怯える久瀬に果たし状を送りつける話。
時間と空間を超えて双子巫女によってもたらされた
伝説のアイテム二つを揃えた勇者がラスボスに挑む・・・みたいな展開だ。
あの二つの鍵がこうして様々なドラマの果てに揃うという
象徴的な見せ方には結構燃えたなー。
追い詰められていく久瀬の描写は、浜田賢二がこれまで以上に
演劇的かつ生っぽいという難しい演技をしていて迫力があった。