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(TVK)純情ロマンチカ2 #12(終)

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出版社で宇佐見兄と鉢合わせしたものの、
ついに自分の気持ちを伝えて決着をつけた美咲。
だが今度はラスボスである宇佐見父が攻め込んできた!!
というわけで、宇佐見兄&父との対決を通じて
美咲と宇佐見の絆を再確認する最終回。
前半のVS兄、後半のVS父と連続バトルだったのだが、
兄の方がラブコメ的なテンションは高かったので、
父との「宇佐見がトラックに轢かれそうになったのを助ける」という
決着への流れはいささか強引に見えてしまったなぁ・・・。
宇佐見殴れば納得するのかよ親父!!
要するにグダグダ悩んでないで美咲が素直にキレてれば
もっと話は早く解決したってことなんだろーか?
第二期は全体的に兄&父に振り回される展開が続いて、
美咲と宇佐見の甘々な様子やエゴイスト&テロリスト編に
あまり尺が割けていなかったのが少し残念だった。
特にテロリストなんて良い出来だったとはいえ一話しかなかったし・・・。
ドラマが強くなるとサービスが減るという
ブコメの問題点は男向けも女向けも変わらないのだな。
ただ、それでも第一期と同様作画演出のレベルは安定していたし、
声優陣の演技もより踏み込んだところが多くて
何だかんだで毎回普通に楽しんでしまったなー。
TVアニメでのBLものとしてはエロの濃さもさることながら、
基本を押さえた演出や明るく清潔感のある画面作りなどで
中身に比べて間口の広い雰囲気を維持していたのが
成功のポイントだったのかな。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。