へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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ソウルイーター #40・41・42

ソウルイーター SOUL.7 [DVD]ソウルイーター SOUL.8 [DVD]
かぼちゃパンツのメデューサが死武専に取り引きを持ちかけてくる話。
テレ東の限界をあっさり超越した死神様とデスサイズの
かぼちゃパンツいじりがなかなか凄かった・・・。
しかしそういったギャグ会話で和ませながらも
本質的には大人サイドの緊張感ある交渉の様子と、
それを事情を知らされず見守るしかない子供サイドの葛藤を
両面的に描いていく内容で面白かった。
あくまでメデューサにとってもギリギリの交渉であったことを
きちんと見せていたのは単純な敵味方・大人子供の対立項だけで
話を動かしていない感じが出ていて良かったなー。
ED変更。え〜っと・・・全滅エンド予告ですか!?


狂気に呑まれたシュタインが精神世界を彷徨い
結局メデューサのところに辿り着いてしまうことに。
シュタインの精神世界描写はイっちゃった雰囲気を
醸し出しながらもあくまでデザイン的にまとめられていて、
エッジを利かせつつも少年マンガらしさを保っていた印象。
それと、クロナがついに自ら申し出て
メデューサに立ち向かうことを決意。
クロナがここまで成長してくれたことは感慨深いが、
しかしクロナとマリーだけで一体どうしようと言うんだ?
っていうか、マリー先生まだ怒ってるみたいなので、
二人旅の道中どんなことになってしまうのかが心配だ・・・。


で、今回は死武専のアラクネの城に対する全面攻撃が開始されるなか、
死武専の大人達のやり方に納得いかなくなったマカが
ソウルの後押しによって任務を投げ出しクロナの元に走り出す話。
大人サイドの事情や最低限の気遣いもきちんと描かれているだけに、
このマカとソウルの任務放棄に関しては受け手側の年齢層や
考え方によって印象が随分と変わってきそうな感じがするなぁ。
そういう作りを敢えてしているってことなんだろうけど。
夕方枠とレイトショー、二つの放送枠を持つ作品だからこそ、
こういう大人・子供の行き違いテーマについて
より自覚的になってるってこともあるんだろうか・・・?
ただ、これでマカに迷いがなくなった一方で
対立構図は更に混沌の度合いを増してきていて、
一体どういう形に集束していくのかわからなくなってきた。
クロナとマリーの二人旅については、
クロナの晴れやかな表情が凄く光っていたなー。
マリーは予告の方ではっちゃけてたが・・・。