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(TVK)鉄腕バーディー DECODE:02 #7

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つとむが垣間見るバーディーの過去、後編。
TVKは放送が遅いんであらかじめ作画がどうこうという話題が
聞こえてきていたのだが、何ごとかと思ったらりょーちも
総作監ではなく作監&原画に入ったり原画に松本憲生をはじめ
動かし屋のアニメーターを集めたりで神作画回にする予定が
あまりにキャラ絵統一に頓着しなかったせいで紙作画回になったわけね・・・。
それでも原画の味は逆に堪能出来るしクライマックスの
ヴァイオリンのアクションやバーディーとつとむの表情などは
ドラマとちゃんとリンクしていたので、これで文句言われるのは
スタッフが可哀想な気がするのだが、まあ見せ場として
音楽までかけたロリバーディーのアクションシーンが
一番悪目立ちしちゃってたのは演出をミスった感じではあるか・・・。
ただ、激しい物語と理想と現実が混濁するバーディーの内面の動きに
シンクロするような荒れた作画をこの回に持ってきたのは正しかったと思う。
実はヴァイオリンの優しさはバーディーが生み出した幻想に過ぎず、
最後にブチキレたのもヴァイオリンを傷付けられたことではなく
ヴァイオリンの正体を突きつけられたことがショックだった・・・という
一連のバーディーの脆さをトリッキーに見せていたのは上手かった。