黒執事 ＃２０

変態拷問師に剥かれたうえ、エロボンデージ姿で復活してきたアンジェラに
鞭打たれながらもシエルの汚れた魂を想い快感に身を沈めるセバスチャン。
だがその頃シエルはアバーラインの青臭い正義感にほだされていた・・・！！
というわけで、展開としては裏切ったラウにアバーラインが殺され、
シエルがまた孤独を深めていくという予想通りの流れだったのだが、
その裏にあるシエルとセバスチャンの関係の微妙な変化が興味深かった。
最後のセバスチャンのあの表情はアバーラインに対してというよりも、
それに影響を受け始めたシエルを見限ってきているようで怖い。
最終的に全て失ってもセバスチャンとの契約関係だけは
シエルに残るのかと思っていたのだが、こうなってくると
ラスボスが悪魔の本性を露わにしたセバスチャンになる可能性もあるのか？
何か予告で使用人トリオまでシエルとの関係が壊れかねない
裏があるような話があったが、果たしてネタなのかマジなのか。
まさかタナカさんまで裏切ったりしないよね・・・？
ラウとエロチャイナの過去については断片的にしか語られなかったので、
退屈なんで勝負を挑んできたという動機についても不明瞭だったなぁ。
「胡蝶の夢」ネタ出せばどうにかなるってものでもないだろうに・・・。
あと、シエルを抱えたセバスチャンが砲弾に乗って船に突入するなんて
無茶苦茶なシチュエーションをさらっと描いていたのには驚いた。