戦国BASARA ＃１１

光秀が謀反の準備を整える本能寺に殴り込みをかけた政宗と幸村、
だがそこはもぬけの空！！　信長は光秀の謀反などお見通しで
すでに完成していた安土城で全てを見下していたのだった！！
お、掟破りの本能寺回避！！　ここで史実をミスリードにした
こういう燃えるクライマックス展開がくるとは恐れ入ったなー。
ハメられたことを知りながらも狂気に身を任せて
炎上する本能寺で政宗＆幸村相手に戦い続ける光秀、
そんな光秀に思わず手を貸しにきてしまう蘭丸、
更には安土城で繰り広げられるお市と濃姫の対決など、
この短い間の急展開のなかで織田側のキャラの動きを
上手く押さえながらドラマのテンションを維持しているのも見事だった。
いきなり安土城で緊縛拘束されているかすがの大脱出劇や
佐助とのツンデレラブコメまでやっていたのにも驚かされた・・・。
お市、濃姫、かすがと数少ない女性キャラを愛する人への
想いの強さを軸としながら並べ立てていく構図も良く出来ていて、
本当に過不足なくラストに向かっている感じはするなー。
作画的にも大量かつ豪華な原画メンバーを投入しただけあって、
美麗さと迫力を併せ持った画面作りが目立っていた。
個人的には政宗の兜を含めた美しい表情と、
かすがのドジっ娘エロくのいちらしいアクションが
存分に堪能出来たのが嬉しかったな。