PandoraHearts ＃１３

演出：上坪亮樹によるチェシャ猫の空間での戦いと、
おじさんとヴィンセントの腹の探り合い。
いつも以上に細かくウネウネと芝居の付いたキャラ作画と
騙し絵的な背景ビジュアルの鮮烈さが、
チェシャ猫空間の不安定感と謎と伏線が次々積み上がっていく
ストーリーの緊迫感を上手く噛み合わせていて見応えあった。
山口勝平の振り幅の激しいチェシャ猫演技も、
ただ可愛いだけでも怖いだけでもない年齢不詳で
機嫌がまったく掴めない危ない感じが良く出ていたし。
あと、ギルバートのヘタレぶり、ヴィンセントのブラコン気質など、
キャラ萌え的な描写も結構充実していて良かった。