エレメントハンター ＃３６・３７

一挙二話放送で地球中心核で溶けたユノとのネガアースでの再会と、
最終決戦を前にしてのハンナを巡るドラマのクライマックス。
ユノとの再会は異様に軽いノリで出てくるユノが
逆に何だか切なさを増していたような・・・。
それにしても科学テーマにこだわってきた作品なのに、
ユノの転移によるタイムパラドックスについては完全スルーなのか・・・。
二話ラストでいきなり全ての元凶が子供の頃にカー博士がお空に叫んだ
「地球なくなっちゃえー」という叫びだったことが明かされたけど、
それについても恐ろしくあっさり説明流していてびっくりしたぞ。
つーかそんな話の直後にカッコ良い決めポーズしてる場合かカー博士！！
ハンナの問題はその葛藤を非常に丁寧に追いながら、
ホミや仲間達との関係を積み重ねていて良かったんだけど、
最後の決め手になるのがアリーから最後の仕事を託される展開なのに、
その時点まで二人にまるで接点がなかったのがちょっと残念だなぁ。
リーダー役の先輩後輩でもあるし、ハンナが自分を人形だというのも
アリーがユノと人間として友達になったことと対比させる意図があるんだろうに、
その点伏線はあるのに尺の都合なのか何なのか踏み込み切れていないのが惜しかった。