へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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閃光のナイトレイド #10

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閃光のナイトレイド オリジナル・サウンドトラック
みんなで仲良く夜空を見上げて仲間同士の絆を深めたと思ったら
葛が高千穂お兄様の誘惑にあっさり負けて裏切る話。
・・・今までの描写からすると葛自身は石原莞爾の世界最終戦論に
そのまま与しているというよりも一人の優秀な軍人としてスパイ活動より
もっと大きなことを成し遂げたいという想いがあったんだろうけど、
それが高千穂の理想論に引っ張られる形になる今回の展開には
何となく理屈はわかるが感情的に割り切れず違和感を覚えた。
やはりこの時代の思想的なバックボーンが良くわかっていないと
キャラの思考の基準点が見えなくて混乱してしまう部分があるなぁ・・・。
というか、こうして現代の深夜アニメに乗せて観ると
石原莞爾の世界最終戦論って完全にラスボス思想だよなー。
戦後日本の物語って何だかんだでそういう戦争に繋がった思想から
いかに脱却するかを試行錯誤していた面は大きいわけで、
そういう無意識に刷り込まれてしまった現代の感覚を見つめ直す上でも、
この時代を舞台にした物語って必要なのかも知れない・・・。