デュラララ！！ ＃２３

覚悟を決めた正臣の殴り込み現場に杏里と帝人が乱入し、ついに三竦み！！
今まで三人の心情をメインとした重苦しい空気が続いていただけに、
その若者の想いを汲み取って道を示してくれるサイモンとセルティの存在が
実に頼りになる大人って感じでカッコ良かったなぁ。
セルティはともかくサイモンがここまで熱い役回りになるとは！！
正臣が全てを吹っ切って激走を始めるシーンは、
その多少不恰好にも見えてしまう必死の走り作画が良かったな。
ちょっと時をかける少女を思い出したりもしたけど、まあ青春には激走が似合う。
殴り込みの場面は正臣の叫びと杏里＆帝人の合流がシンクロする
ラストの演出が見事だった一方で、何といってもここにきて
憎まれ役を一手に引き受けている高木渉のチンピラ演技が素晴らしかった。
あそこまで見事に小物っぽさを表現されると何か感動してしまう・・・。
あとは本来のラスボスである臨也との決着がどうなるのかがまだ見えないが、
撃たれても普通に死なない人が頑張ってくれるんだろうか？