へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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Angel Beats! #12

Angel Beats! 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]Angel Beats!2 【完全生産限定版】 [Blu-ray]Keep The Beats!
TVアニメ「Angel Beats!」オリジナルサウンドトラック
Girls Dead Monster OFFICIAL BAND SCORE Keep The Beats!(期間限定生産盤)
影を生み出した世界の裏に構築されたシステムを、ゆりが否定し破壊する。
ガルデモの成仏、仲間達が次々と集結しての大バトル、
そして天使や今までの戦いに対する想いをぶちまけていくゆりの描写など、
描かれている物語自体はテンション高く見応えがあって素直に面白かった。
ただどうしても・・・何でここまできて最後に新キャラで
カヲル君なんて出してくるんだよという違和感に心が引き摺られる!!
いや、マジで何でここでわざわざ石田彰キャラを出す必要があったんだ?
っていうかカヲル君出すなら直井を突っ込ませろよ!!
・・・ともかく、相変わらず声優使った仕掛けやら何やら、
意図があるんだかないんだか判断に迷う要素が多くはあったのだが、
ゆりというヒロインが「他者に救済されることを拒絶する」
ヒロインであることを明確に示してくれたのは納得がいって良かった。
作中で「神」と呼ばれているものを作者とするのかプレイヤーとするのか、
ヒロインにトラウマを求めるギャルゲー的物語構造そのものを指すのか、
そもそもそういうメタ的な解釈をあまり挟むべきではないのか、
その辺は難しいところがあるんだろうけど単純に話の流れとしても
音無が提唱したトラウマ解消してあげて成仏=転生で救済という構図を
はっきりとゆりが否定してくれたのは痛快ではあった。
確かにマイナスの人生をこんなニセモノの学園生活で形だけ慰められて、
それで満足したら別人になってやり直せって本質的に何の解決にもなってない・・・。
ただ、それで納得するにしろ出来ないにしろこの場に留まり続けることも
同時にゆりは否定する形になったので、あとは「卒業」の仕方だなぁ。
どうするんだろう、今更普通に感動の卒業式やられても困るし・・・。