FAIRY TAIL ＃４０

絵コンテ＆演出：京極尚彦、作監：木村智による「妖精女王、散る」。
素晴らしい。これは本当に素晴らしい完成度だった。観ている間に三回くらい「これは素晴らしいなー、うん」とか呟いてた。
何が素晴しいって、いわゆるスペシャルなことを何もせずあくまでスタンダードに作っていてこれだけの熱量を生み出せているのが素晴らしい。
もっと凄い作画や演出の作品は山ほどあるけど、これほど語られるドラマに合わせて作画・演出・声優陣がきっちり良い仕事してみせている作品って珍しいと思う。
特にシモンの死を受けてのエルザ＝大原さやかの絶叫から始まるナツVSジェラールの最終決戦は何かもう柿原徹也と浪川大輔のテンションがかつてないほど振り切れていて圧倒された。
あの「約束したんだぁぁぁっ！！」は久々に天元突破してたなぁ・・・。スピーディなバトルを見せながらトドメの一撃への流れを作っていく作画演出も見事。
ラストのエルザが自己犠牲に走るところも、ボロボロのナツがそれでもエルザに向かって動物のように這っていく作画とか実に上手かった。
ただ、ネタバレこそしていないものの今回くらいは予告のノリ変えて欲しかったような。